【asobient】グリルプレートレビュー

広島発のアウトドアブランド「asobient」のグリルプレートを使いキャンプ料理にチャレンジしてみました。
鉄で出来ている本格的なグリルプレートを様々な形で利用したので何が素晴らしいのか、注意点は何かを細かく紹介していきます。
材質が「鉄」のグリルプレートをはじめて使いましたがプレートの温度に驚きました。
厚い肉を焼くなら「鉄」が一番ですね。
グリルプレートレビュー
「asobient」のグリルプレートを使いステーキを焼いてみました。
今まで「フライパン」や「網」「スキレット」「バーバキュー鉄板」などで肉を焼いてきましたが鉄製のグリルプレートは比較にならないほど上手く焼けました。
そんな「asobient」グリルプレートの特徴はこの4つです。
- 業界トップクラスの厚さ10mm
- 鉄製のグリルプレート
- 熱伝導率と蓄熱性が凄い
- メンテナンスが必要
10mmの厚さはキャンプで使うグリルプレートの中でトップクラスに厚いと思います。
個人調べですが厚さは4mm〜8mmが多かったです。
10mmの厚さは中々ないので厚さを求めている方はおすすめです。
一般的に厚いプレートの方が熱伝導率が高く美味しく焼けると言われているので「asobient」グリルプレートを使いこなせばキャンプ料理をもっと美味しく出来るはずです。
全て比較した訳ではないので1mm単位の違いは分かりませんが、フライパンや薄い鉄板などと比較すると美味しく焼ける事は間違い無いです。
良かった点
「asobient」グリルプレートのを使って良かった点を紹介します。
01.分厚い肉が美味しく焼ける
厚さが10mmあり熱伝導率が高いグリルプレートなのでステーキなどの分厚い肉を美味しく調理する事が出来ます。
今回スーパーで売られているステーキ肉を焼いてみましたがフライパンやスキレットで焼くより圧倒的に上手く・美味しく焼けました。
1番の違いは表面が焦げないこと。
絶妙な焼き加減は厚さがある鉄板だからこそ出来た焼き方です。
美味しく焼ける理由
「asobient」のグリルプレートが美味しく焼ける理由は鉄板が厚いからです。
「uroolee」で鉄板の厚さはおいしさにどう関係してるのか分かりやすくまとまっていたので紹介します。
- 長時間「高温」を維持出来る
- 熱が均等に伝わるのでムラが出ない
- 焦げにくい
鉄板が厚ければ厚いほど蓄える熱エネルギーが大きく長時間高温を維持できるので、熱を均等に伝えることが出来ます。
例えば、フライパンで厚い肉を焼くと表面だけしか焼けない事がよくあります。
これは肉をフライパンに置いた時に温度が下がる事が原因で表面だけにしか火が通らないのですが、グリルプレートは熱の蓄えがあり温度が下がる事がないので表面が焦げず中まで火を通す事が可能になります。
今まで網やBBQ用の鉄板で焼いていましたが、グリルプレートは焼け方が全然違いましたね。
焦げにくく中まで火が通るので安い肉でも美味しく生まれ変わります。
02.丈夫
鉄で出来ている厚いグリルプレートなのでとにかく丈夫です。
薄い鉄板だと熱で変形してしまいますが、「asobient」グリルプレートは使用後の変形もなく長年使い続ける事が出来ます。
使った分だけ汚れていきますが、メンテナンスをしっかりしていれば一生使えるプレートではないでしょうか。
耐久性などはもう少し使い込んでから追記しますが乱暴な使い方をしない限り壊れないと思います。
03.安定感がある
重さが2.1kgと重いので肉を裏返す時や、肉を包丁で切る時などプレートがずれる心配がありません。
力を入れて移動させない限りは動かないので安心して肉を焼く事が出来ます。
熱を持ったプレートを途中で動かす事は危険なのではじめに置く場所を考えて火にかけましょう。
以上が「asobient」グリルプレートの良かった点です。
注意点
次は注意点を紹介します。
01.重さと熱さに注意
熱せられたグリルプレートは「重量が重く・熱い」ので移動させる時は大変です。
付属品のリフターで持ち運びが出来ますが火の上で頻繁に差し込むのは熱いので移動は最小限に抑える工夫をしましょう。
私が焚き火で利用しているワークマンの「フィールドグローブ」で持ってみましたが一瞬で熱が伝わり熱くて持てませんでした。
グリルプレートを持ち上げる時は耐熱性のあるグローブか、重さ2.1kgを持ち上げられる丈夫な耐熱性のトングを用意しておくと万が一の時安心かもしれません。
万が一プレートを落としたら熱く取れないので、一度火の上に置いたら調理が終わるまで移動しない方がいいと思います。
02.シーズニングが必要
鉄で出来ているプレートのため、使う前と使った後にメンテナンスが必要です。
シーズニング方法やメンテナンス方法は購入時に商品と一緒に同封されているので見ながら作業を行えば難しいことはないです。
ただし鉄のプレートは利用前と利用後にメンテナンスをしないと錆びるので注意しましょう。
シーズニングしている時はグリルプレートを自分で育てている感覚でした。
美味しい肉のためなら苦じゃないですよ。
03.時間がない方は向かない
厚さ10mmの鉄のプレートは熱しにくく冷めにくいです。
調理後に熱を冷ましメンテナンスをする必要があるのですぐ撤収をしたい方などには向かないです。
グリルプレートは熱を溜めるメリットがありますがその分冷ますのに時間がかかります。
撤収前の朝食などで利用すると片付けが間に合わない可能性があるので時間に余裕がある時に利用しましょう。
以上がグリルプレートを使った時に感じた注意点です。
商品概要
サイズ | 本体:W250×D140×H10mm
リフター:150mm |
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重量 | 2.1kg |
材質 | 本体:鉄
リフター:ステンレス |
価格 | 5,500円(税込) |
編集長からの一言
「asobient」は2022年7月に立ち上げた新しいアウトドアブランドです。
今回紹介したグリルプレートは、「asobient」を運営してる平岡工業株式会社が自社の金属加工技術を活かしてつくられた商品なのでこだわりが詰まった商品です。
10mmの厚さを加工する技術がすごいですよね。
鉄製のプレートなのでメンテナンスは必須ですが続けていくと愛着が湧きます。
安い肉が美味しく焼ける魔法のようなプレートなのでキャンプ料理を美味しく作りたい方はぜひチャレンジしてみて下さいね。