【村の鍛冶屋】エリッゼステークアルティメットハンマーをレビュー
村の鍛冶屋の鍛造ペグハンマー「エリッゼステーク アルティメットハンマー」を使って3年が経過したので、実際に使って何が素晴らしいのか、注意点は何かを細かく紹介していきます。
今回レビューしているペグハンマーは「カチオン黒塗装の真鍮ヘッド」です。
村の鍛冶屋アルティメットハンマーレビュー
村の鍛冶屋の「エリッゼステーク アルティメットハンマー」は、硬くて曲がりにくい究極の鍛造ペグハンマーです。
購入してから3年間で約50回使いましたが使えば使うほど味がでて魅力が増していきます。
そんな「エリッゼステーク アルティメットハンマー」の特徴はこの4つです。
- 丈夫で長持ち
- ヘッドの交換ができる
- ペグが打ちやすく抜きやすい
- ヘッドを自分好みに選べる
ペグが「打ちやすく・抜きやすい」ペグハンマーなので、本格的なペグハンマーを探している方におすすめです。
良かった点
「アルティメットハンマー」を使って良かった事を紹介します。
01.丈夫で壊れにくい
3年間使って一番感じた事は丈夫で壊れにくい事です。
「アルティメットハンマー」は、丈夫で長く使えそうだと思い購入しましたが、本当に丈夫で壊れないです。
力を入れてペグを打ったり、ペグが抜けないときは雑に抜いたり、時には投げてしまう事もありましたが、約50回利用した現在でも壊れる事なく利用できています。
固い地面の時など強めに叩いても壊れる心配がないので使っていて安心感があります。
ヘッド部分がどんどん凹んでいくので、今後は交換のタイミングを測って使いますが、不具合なく利用できている事が最大のメリットだと思います。
他のペグハンマーと比較すると金額は高いですが長く使う事を考えるとコストパフォーマンスが素晴らしいペグハンマーです。
02.ペグが打ちやすい
使ってみて分かった事ですが「アルティメットハンマー」はペグが打ちやすく手に負担が少ないハンマーです。
ヘッドは「真鍮ヘッド」を選んで利用していますが、ペグを打った衝撃が「真鍮ヘッド」に吸収されるのでペグを連続で打っても手が痛くなりません。(重みがあるので何度も打つと腕は疲れます)
硬いペグを打った後は、手に衝撃が伝わると思っていましたが衝撃が想像以上に少なくてびっくりしました。
下の写真は一番最初にペグを打った時の画像です。
ヘッドが柔らかいのでペグを打つと傷がつきますが、その分衝撃を吸収してくれるので手に負担がかからずペグ打ちが出来ます。
テントを設営する時はペグを何本も打ち込むので、この衝撃を吸収する力がペグ打ちを非常に楽にしてくれます。
また、ヘッドに重みがあるのでペグに力が伝わりやすく、1回打っただけでもペグが刺さっていくのが分かります。
ペグに力が伝わりやすいので打つ回数を減らすことができるのは「アルティメットハンマー」を利用するメリットだと思います。
03.ペグ抜きが簡単
「アルティメットハンマー」はペグ抜きをしやすいように「ツノ」や「穴」が空いています。
抜き方は簡単で、ツノの部分を穴に差し込み、90°以上回して上に引き上げれば簡単に抜くことができます。
画像:村の鍛冶屋
ペグに引っ掛ける場所があれば、「ツノ」や「穴」を使って抜く事ができるので、ペグ抜きが想像以上に簡単になるハンマーです。
ペグハンマーの中には、打つだけしか出来ない物もありますが、「アルティメットハンマー」はペグを打つだけでなく、抜く事まで考えられているので1つ持っていればペグ周りは解決出来るはずです。
ペグを抜くときはペグハンマーがないと土を掘る事になるのでスムーズにペグを抜けるのは助かりますね。
04.ヘッドの交換が可能
画像:村の鍛冶屋
「アルティメットハンマー」は、ヘッド交換用の商品が販売されているので、ヘッド部分が凹んできたら部品だけ購入して交換する事が可能です。
ヘッド部分が潰れてきてペグ打ちが出来なくなる状態が替え時ですが、目安は70回〜100回使ったあたりでしょうか。
ヘッド交換だけすれば、長い期間使い続けることが出来るので「アルティメットハンマー」は一生使うことができるペグハンマーです。
ヘッドを買う時に「真鍮ヘッド」と「ステンレスヘッド」を選べるので最初に買ったヘッドと違うものを付ける事も可能です。
自分でカスタマイズ出来るのも「アルティメットハンマー」の魅力だと思います。
【村の鍛冶屋】エリッゼステークアルティメットハンマー用替えヘッド
05.名入れができる
画像:村の鍛冶屋
自分の名前やロゴマークなど好きなデザインを名入れする事が出来るので自分だけのオリジナルペグハンマーを作る事が可能です。
日本語や英語、ロゴマークなど様々な名入れができます。
文字だと10文字前後、ロゴだと縦1.5㎝×横5㎝の幅で対応しています。
名入れする事により自分だけのオリジナルペグハンマーに出来るので愛着が湧きますよね。
以上が「アルティメットハンマー」を買って良かったと思ったことです。
注意点
利用して気づいた注意点があるので紹介します。
01.重量が重い
「アルティメットハンマー」は鍛造鉄製のペグハンマーなので重量が重いです。
重量570gなので手で持つとずっしり重みを感じます。
ヘッドの重量が重いとペグを打ち込む力が強くなり、打ち込む回数が減るメリットがありますが、ペグを続けて打つと重くて手が疲れるので間隔をあけてペグ打ちを行いましょう。
すごい重いわけではないのでデメリットにはなりません。
ただ何回もペグを打っていると疲れるので休み休み使うことをお勧めします。
アルミ製で軽いペグハンマーなどと比べると重さが全然違いますが、軽いペグハンマーだとペグが刺さりにくいので「アルティメットハンマー」のようにある程度重みがあるペグハンマーの方が使いやすいと思います。
02.金額が高い
「アルティメットハンマー」の料金は5,940円(税込)とペグハンマーの中では高い金額になります。(もっと高いものもあります)
1,000円代のペグハンマーも多く発売されている中で、5,000円以上する「アルティメットハンマー」を買うべきか考えて購入しましょう。
「アルティメットハンマー」は商品としては素晴らしく毎年キャンプをやるキャンプ好きな方には本当にオススメです。
ただしテントの設営を頻繁にやらない方(年1回も設営しない人)にはコスパが悪い商品だと思います。
商品自体はすごくオススメですが、使う頻度に合わせたペグハンマーを選びましょう。
以上が使って気づいた注意点です。
仕様
サイズ | 全長/303mm
ヘッド/102mm |
---|---|
重量 | 570g |
材質 | 本体/鉄+カチオン塗装もしくは鉄+クロームメッキ塗装
ヘッド/真鍮もしくはステンレス 柄/天然木 |
価格 | 5,940円(税込) |
「真鍮ヘッド」と「ステンレスヘッド」比較
「アルティメットハンマー」のヘッドは「真鍮ヘッド(金色)」と「ステンレスヘッド(銀色)」の2種類から選ぶ事ができます。(塗装も2種類から選べます)
画像:村の鍛冶屋
少しの違いですが「真鍮ヘッド(金色)」と「ステンレスヘッド(銀色)」の違いをまとめます。
真鍮ヘッドは回数を重ねるごとにヘッドが変形していきます。
自分独自の味のあるハンマーになるので変化を楽しみたい方にオススメです。
- 叩いた衝撃が少ない
- ヘッドが傷つきやすい
- 色が黒ずんでくる(酸化皮膜)
ステンレスヘッドはヘッドが傷つきにくく錆びにくいので長持ちします。
きれいに使いたい方にオススメです。
- ヘッドが傷つきにくい
- 錆びにくい
- 叩いた感触は真鍮ヘッドより衝撃はある
どちらがいいか聞かれますがヘッドに関しては正直好みなので自分が使いたいと思ったヘッドを選びましょう。(料金は同じ金額です)
細かい違いだけで性能の差はほとんどないそうです。
編集長から一言
良かった点と注意点を紹介しましたが3年間使っている限りだとペグハンマーとしてかなり優秀な商品だと思います。
村の鍛冶屋「アルティメットハンマー」にはペグハンマーを利用するメリットが全て詰まっているのでこれからペグハンマーの購入を考えている方にはオススメ出来る商品です。
今後壊れにくいペグハンマーを探している方は「アルティメットハンマー」をぜひ使ってみてくださいね。
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