入川渓谷夕暮キャンプ場|埼玉県秩父市
秩父市の奥にある入川渓谷夕暮キャンプ場(いりかわけいこくゆうぐれきゃんぷじょう)は秩父の自然を存分に味わえるキャンプ場です。
「ファミリーと学童」向けに特化している場所で管理人さんも常駐しているので初めてのキャンプをやる方でも安心して楽しむ事ができます。
そんな入川渓谷夕暮キャンプ場の特徴はコチラ
特徴
- 大自然を満喫できる
- 家族連れや学童に特化している
- 川遊びが楽しめる
- 昆虫採集ができる
- 管理人さん常駐
- 道中が細道で危ない
テントサイト | バンガロー | デイキャンプ | 常設テント |
---|---|---|---|
キャンプ場の紹介
入川渓谷夕暮キャンプ場は秩父市から50分ほどの山奥にあるキャンプ場で川遊びや昆虫採集など秩父の自然を満喫できるキャンプ場です。
「ファミリーと学童」に特化しているキャンプ場なので家族連れが多く利用しています。
学生や大人だけのグループは利用できないのでキャンプ場は子供が中心で昼間は子供たちの声で賑わい、夜遅くになるととても静かに過ごせる場所です。
入川渓谷夕暮キャンプ場の1番の魅力は秩父の大自然です。携帯の電波が届かない場所(auだけギリギリ入る)なのでスマホを見ずに思いっきり遊べる環境が整っています。
川遊びの他に体験教室(パン作り・うどん作りなど)があり子供が楽しめる工夫があるのは家族連れに取っては嬉しいポイントですね。
キャンプ場のすぐ奥には釣りができる「トラウトオン入川」もあるので釣った魚をバーベキューで食べることができます。時間があればチャレンジしてみて下さい。
施設紹介
入川渓谷夕暮キャンプ場の施設を紹介します。
01.テントサイト
テントエリアは2箇所、計4区画あります。
- オートサイトエリア(2区画)
- 川サイト(2区画)
テントで泊まれる場所は4区画と少ないですが目の前に川が流れている景色がいい場所もあります。
オートサイト
オートサイトは縦長の区画が2つあり柵に近づけば川を見下ろす事が出来るロケーションの良いサイトです。
サイトの広さは測った訳ではありませんが4m×15m位ありました。
車を乗り入れるオートサイトなので車とテントとタープは全て縦長に並びます。
オートサイトの地面は固い砂利なので鍛造ペグを持って行きましょう。
川サイト
川サイトは管理棟のすぐ下にあり川の目の前にあるサイトなので眺めが素晴らしい場所です。
車の乗り入れが出来ないため荷物を運ぶ手間はかかりますが区画が少なく隣同士にはならないので周りを気にせずにゆっくりキャンプを楽しむ事ができます。
「川サイト1」は管理棟の真下にある区画で広さは3m×6メートル位です。(正確に測ったわけではないです)
小さい区画なので大型テントは難しいと思います。
河原にありますが地面は砂で整備されているので寝ても痛ないのは助かりますね。
「川サイト2」は管理棟の斜め下にあります。こちらは広さは3m×7メートル位です。「川サイト1」よりか少し広いです。
周りが木で囲まれているので木陰があり涼しく過ごせるサイトです。
上からみた区画がこちら。景色もいいと思いますよ。
02.バンガロー
バンガローは8種類全13棟あります。
ロフト付きのバンガローやデッキ付きのバンガロー、4.5畳の小さいなバンガローまで様々な種類があります。
一番のオススメはキャンプ場の奥にある「リバー・ビュー・バンガロー」です。
デッキから川を見下ろせて大きな屋根が付いているので天気が悪くてもバーベキューなどを楽しむ事ができます。
中のフローリングもとてもきれいでした。
続いて「6畳軒付」 のバンガローです。
軒付のバンガローは6畳と8畳がありますがどちらもきれいに掃除されていました。
「ロフト付き」のバンガローもとてもきれいでした。
階段でロフトに登りますが子供たちは喜ぶと思います。
その他の4.5畳から7畳バンガローは建物自体は古いのですがもきれいに掃除がされていました。
注意点
バンガローを利用する上での注意点を紹介します。
- 寝具は付いていない
- 冷房設備はない
- 電源がない場所もある
バンガローには寝具が付いていません。レンタルする事もできますので必要な方は予約時にレンタルをする事を伝えましょう。
また冷房なども付いていないのです。
暑いと思い心配でしたが標高が高い場所にあるためか朝方はけっこう冷えます。窓を開けておくだけでも十分なので冷房はなくても問題ないです。(個人差があるので参考までに)
全てのバンガローをみたわけではないので分からないのですが電源がないバンガローもありました。
「リバー・ビュー・バンガロー」は電源がありましたがその他のバンガローは見つからなかったです。見落としている可能性もありますが参考までに注意点に書いておきます。
03.水まわり
キャンプ場は水まわり(炊事場、トレイ、コインシャワー、)を紹介します。
炊事場
炊事場は1箇所だけですが広くて使いやすい場所です。
入川渓谷夕暮キャンプ場では炊事場を使う上でのルールがあります。
- 洗剤の持ち込みは不可
- バーベキューコンロは炊事場では洗わない
- 洗面用は外側の水道を利用
他のキャンプ場とは違い炊事場を利用する上での細かいルールがあります。
理由はきれいな川を守るためなのでしっかりルールは守りましょう。
一番の注意点は洗剤です。持ち込み洗剤は利用不可になります。洗剤を利用する場合は受付の売店で購入する必要がありますので覚えておきましょう。
トイレ
トイレは1箇所ありキレイに掃除されています。男性トイレは2つとも洋式でした。(女性用トレイは確認できていません)
朝から従業員さんが掃除をしているのでともてきれいでした。
山に囲まれているので虫が多い場所ですがトイレには蚊取り線香が焚かれていたりと細かい気配りがありるのは嬉しいポイントです。
トイレ混んでいたりする場合は10メートル先に公衆トイレがあります。新しくとてもきれいなトイレなので安心して利用できると思います。
キャンプ場から道向かいにありとても近いです。
シャワー
温水シャワーが利用できます。
利用料金は中学生以上で350円、小学生以下は150円で利用可能です。
洗剤同様に川を汚す可能性があるのでシャンプーやリンスの持ち込みは出来ません。シャンプーなどは利用料金に含まれているのでお金を払う際に受け取りましょう。
車で20分ほどの場所に日帰り温泉施設「大滝温泉」があります。
温泉でのんびり過ごしたい方は利用しましょう。
04.川遊び
キャンプ場のすぐ下に川が流れているので川遊びを楽しむ事ができます。
上流にあるので水がきれいで透明度は驚くほどです。
色々なキャンプ場で川遊びを経験しましたが入川渓谷夕暮キャンプ場は1番水がきれいでした。
浅い場所や深い場所など様々な地形があるので小さい子供から大人まで楽しむ事ができます。
浮き輪で流れる事が出来る場所もあるので浮き輪は持っていくと楽しいと思います。
注意点
川遊びの注意点があるのでまとめておきます。
- 岩が多く移動しにくい
- 水が冷たい
渓谷なので石や岩が多く移動するのは大変です。サンダルだと流される可能性があるのでウォーターシューズを持っていくことをオススメします。
また、潜れる場所も多くありますが真夏でも水が冷たいので注意しましょう。
実際に8月に利用しましたが冷たすぎて潜れませんでした。気温が30度を超えていても川は凍えるほど寒かったです。(水温は時期によって違うので参考までに)
05.デイキャンプ
デイキャンプは10時〜16時まで利用可能です。
場所はオーナーさんが選ぶので「タープを張りたい」などの希望があれば事前に伝えておきましょう。
06.売店
管理棟に売店があり軽食や備品を購入する事ができます。
飲み物やカップラーメンなどの軽食、薪などが販売されています。
一番のオススメは手作りパンです。体験教室などでもありますがキャンプ場内でパンを焼いているので管理棟で購入する事ができます。
06.ゴミ捨てに関して
ゴミは200円でゴミ袋を購入すれば捨てて帰る事ができます。
自然を守るための取り組みをしているキャンプ場なのでゴミは分別をして捨てて帰ってもらうようにしているみたいです。
夕暮キャンプ場では大切な自然環境を守るためゴミの収集を秩父クリーンセンターにお願いしています。
お客様の利便性を考え、ゴミはなるべくキャンプ場で処理させていただいております。 しかしながら秩父クリーンセンターに出す指定のゴミ袋は有料であるため、ゴミを出されるお客様より200円程度頂戴することとなりました。
どうかご理解いただきますとともにゴミの減量化に努めていただきますようお願い申し上げます。
引用:夕暮キャンプ場
注意点
利用する上での注意点を紹介します。
- 蜂が飛んでいる
- 行く道が狭くデコボコ
- 圏外のキャリアがある
- 川は冷たい
- 洗剤の利用不可
- ファミリーと学童以外は利用不可
- スーパーは近くにない
- 夜は真っ暗
近くに養蜂場があるのだと思いますが蜂が飛んでくる事があります。朝の時間帯に多かったのですが管理棟付近にたくさんいたので注意点として紹介します。
また、夕暮キャンプ場までの道中が舗装されていないデコボコ道でした。
デコボコ道だけなら問題ないですが車がすれ違う事ができない細い道なのでチェックアウトの車と被る事があります。どちらかがバックで下がる必要があるので道幅が広い場所を覚えておく事をお勧めします。
運転に自信がない方はオススメしないです。
キャンプ場は山奥にあるため携帯が繋がりにくい場所になります。Softbankは圏外でした。auはギリギリ使えるみたいですが電波が入らない可能性もあるので覚えておきましょう。
施設概要
入川渓谷夕暮キャンプ場の概要をまとめます。
住所 | 〒369-1901
埼玉県秩父市大滝5714 |
---|---|
電話番号 | 0494-55-0522 |
営業期間 | 4月〜10月末 |
利用料金 | [テントサイト]
オートサイト:6,000円 川サイト:5,000円 [バンガロー] 6,000円〜 |
サイトの広さ | オートサイト:4m×15m
川サイト:3m×6m ※正確に測った訳ではありません |
予約方法 | 電話 |
営業時間 | 9:00 ~ 20:00 |
ホームページ | 入川渓谷夕暮キャンプ場 |
- 自動販売機
- 売店
- レンタル品
- 花火OK
- シャワー
- ペットOK(室内NG)
- Wi-Fi
- ウォシュレット付きトイレ
- お風呂
- お湯の出る炊事場
編集長からの一言
秩父のキャンプ場の中でも奥にあるので行くまでが大変ですが山や川に囲まれ大自然を味わいながらキャンプが出来るのは貴重な経験になりました。
8月に利用しましたが利用している方全てが家族連れでした。
家族や学童に特化しているので子供を持つ親としては家族連れが多いと「子供が騒いでうるさい」など周りに気を使わないで過ごせるので安心して利用できる環境だっと思います。
真夏なのに川が冷たすぎで潜れないのは衝撃を受けましたが水がきれいで遊んでいて気持ちが良かったです。
2019年に台風被害があり川や道などが被害にあいました。1年以上通行止めでしたが2021年に営業再開したキャンプ場です。
川の地形などが変わったみたいですが復旧して営業を開始しているので子供と一緒に自然を味わいながらキャンプを楽しみたい方はぜひ利用してみてくださいね。
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