【ほったらかし炊飯】メスティンでお米を炊く手順を紹介
メスティンを使い簡単にお米が炊ける「ほったらかし炊飯」の調理手順を紹介します。
メスティンを火にセットしてほったらかしておくだけでお米が炊けるので誰でも簡単に美味しいご飯が作れます。
ほったらかし炊飯を知ってからキャンプでお米を炊くのが簡単になりました。
面倒な工程がないので料理が苦手な方でも美味しいお米が炊けると思いますよ。
今回はほったらかし炊飯でお米を炊く時の手順とポイントを紹介します。
メスティンで作るほったらかし炊飯
今までメスティンを使い「ガス」や「固形燃料」「アルコールストーブ」など様々な調理器具でお米を炊きましたが圧倒的に楽なのは「固形燃料」です。
100円ショップで売っている固形燃料を使いお米を炊けるので、誰でも簡単にご飯を炊く事が出来ます。
- メスティン
- 固形燃料
- 風防・五徳
- 水(200ml)
- ご飯(1合)
- タオル
- チャッカマン
忘れがちですが「風防」が結構重要アイテムです。
風が強いと火が消えてしまうので風から守るアイテムは準備しましょう。
調理手順
今回はトランギアのメスティンを使ってお米を炊く手順を紹介します。
01.お米を研ぐ
炊飯器でお米を炊く手順と同じですがはじめにお米を研ぎます。
無洗米はお米をとがなくても大丈夫です。
02.お米を浸す
お米を研いだら米1合と水(200ml)をメスティンに入れて30分浸します。
お米に水分を吸収させる事でふっくらとした炊き上がりになるので30分は待ちましょう。
トランギア製メスティンの場合は、リベット(丸部分)の中心が200mlのラインになります。
1合のお米を入れた後にリベットの中心まで水を入れれば200mlぴったりになりるので計量カップがなくても安心です。
メスティンの種類によってリベット(丸部分)がない場合もあります。
計量カップを持って行くのは手間なので自分の指の関節などを測りにして200mlの量を覚えていくと便利ですよ。
水の量はお好みで調整してください。
硬いご飯が好きな場合はリベット(丸部分)の中央より下に、柔らかいご飯が好きな場合は水を少し追加して浸しましょう。
03.固形燃料と風防をセット
お米を浸している間に燃料をセットします。
100円ショップで売られている固形燃料を「風防・五徳」にセットしましょう。
風防がないと火がメスティンまで届かずにお米が炊けない事がありました。
風が強い日などは風防が絶対に必要なので用意しましょう。
風防や五徳も100円ショップで売られています。
持っていない方は固形燃料と一緒に買いましょう。
今回利用したのはZEN Campsの「アルコールストーブホルダー」です。
「風防と五徳」を兼ね備えているのでほったらかし炊飯にぴったりだと思います。
04.火をつけて待つ
お米を30分浸し終わったら固形燃料に火をつけてお米を炊きます。
メスティンを置いた後は火が消えるまで待ちましょう。
固形燃料なので火の調整など一切必要ありません。
火をつけてメスティンを置いたら放置で大丈夫です。
05.火が消えたら蒸らす
固形燃料の火が消えたらそのまま10分ほど蒸らします。
蒸らす事で、蒸気となった水分をお米が吸収するのでお米がふっくらします。
タオルで巻いてメスティンをひっくり返した状態で蒸らすと底にある水分も活用できるのでおすすめです。
10分ほど蒸らしたら美味しいご飯の完成です。
以上がほったらかし炊飯の作り方です。
編集長からの一言
「ほったらかし炊飯」は火加減を調整する手間がないのでとても簡単に作れます。
唯一の欠点は風に弱い事。
「固形燃料」は火力が弱いので風があたればご飯が上手に炊けないので風除けはしっかり準備しましょう。
固形燃料や風防、さらにメスティンまで100円ショップで全て揃うので道具を忘れたら買い足す事が出来ます。
メスティン本体は1,000円しますが年に数回しか使わない方は100円ショップで全て揃えてもいいかもしれません。
「ほったらかし炊飯」は、白米以外にも炊き込みご飯などメスティン調理で活用できるのでキャンプ料理で楽をしたい方はアレンジしてみてくださいね。