【ソト SOTO】燻家スモークハウスをレビュー
燻製が作れるSOTOの「燻家スモークハウス」を購入しました。
ホームセンターなどでも売っている燻製セットなので気軽に燻製を作りたい方にはぴったりの道具だと思います。
実際にソト(SOTO)の「燻家スモークハウス」を使って燻製を作ってみたので使い勝手や注意点を等をレビューします。
初心者向けの燻製キットなので専用の燻製器とは違いますが気軽に燻製を作ってみたい方にはぴったりの商品です。
出来ないこともあるので注意点をよく読んでから購入することをおすすめします。
ソト(SOTO) の燻家スモークハウスをレビュー
アウトドアブランドのソト(SOTO)が発売している「燻家スモークハウス」は段ボールで出来ている簡易的な燻製キットです。
ホームセンターなどでも販売されていますがAmazonで1,000円位で販売されていたので一度作ってみたいと思い購入しました。
最安値はAmazonだと思います。私がチェックした時は1,016円で販売されていました。
本格的な燻製キットではないですが美味しい燻製を気軽に作れる優れものです。
- 自分で燻製を作ってみたい方
- はじめて燻製を作る方
- バーベキューで変わったことをしたい方
- 安い燻製器を探している方
にはオススメです。
紹介動画もあるので時間がある時にチェックしてみてください。
良かった点
「燻家スモークハウス」を使って良かった点を紹介します。
01.美味しい燻製が作れる
「燻家スモークハウス」は段ボールの簡易的な道具なので本当に燻製が作れるか心配でしたがはじめて燻製を作る初心者でも全く問題なく美味しい燻製が作れました。
燻製にしたのは
- チーズ
- ソーセージ
- ナッツ
- パン
の4種類です。
初めてのチャレンジでしたが説明書通りに進めれば誰でも簡単に燻製が作れるのでファミリーキャンプやグループキャンプなどで皆で楽しみながら出来ると思います。
段ボールで大丈夫かな?と思っていましたが、燻製は密閉した箱の中で蒸す事が出来れば作れるので「燻家スモークハウス」の段ボールで問題なく美味しい燻製が出来ました。
蒸すだけですが無事に出来た達成感を味わえるはずです。
02.道具は全てセットになっている
画像:SOTO
「燻家スモークハウス」は燻製道具が全てセットになっています。
セット内容はこちら
- スモーカー本体
- ミニスモークウッド(さくら 1本)
- アルミ皿(1枚)
- 金棒(2本)
- 金網(1枚)
- フック(4個)
画像:SOTO
簡易的な道具が多いですが1,000円でこれだけ揃えれば十分だと思います。
「燻家スモークハウス」以外に用意するものは「食材」とミニスモークウッドに「火を付ける道具(火が強いもの)」だけなので手軽に利用できます。
スモークウッド(煙を出す燻製材)は1回分なので何度か燻製を作りたい方は追加で購入しておくことをお勧めします。
03.手順が簡単
組み立て方や注意点などは全てスモーカー本体(段ボール)に書かれているので簡単に組み立てる事ができます。
組み立てから食材をセットするまで小学生の子供2人でもできたので誰でも簡単に作れると思います。
子供が作業するのを横で見ていましたが工作みたいで楽しいと言っていました。
1つのものを作り上げるのは仲が深まるので家族や仲間、恋人などと一緒に作ると話も弾むと思います。
04.何回でも使える
段ボールなので使い捨てかと思っていましたが丈夫な作りの燻製キットなので何度でも利用する事ができます。
「スモークウッド」と「アルミ皿」だけは使い捨てになるので別途追加で購入する必要がありますがスモーカー本体や金網などは継続して利用する事が可能です。
燻製なのでスモーカー本体(段ボール)に匂いは残ります。
5回以上は継続して使えますが、匂いなどが気になる方は1回限りでの使い捨てでもいいと思います。
私は2回使ってまだ保管しています。
以上が「燻家スモークハウス」を使って良かった事です。
注意点
「燻家スモークハウス」を使う上での注意点を紹介します。
01.スモークウッドに火が付きにくい
セットで付属してある「スモークウッド」(煙を出す燻製材)に火をつけるのは苦労します。
チャッカマンやライターなどでは火がつかないので注意しましょう。
バーナーやバーベキューの炭火、ガスコンロなど火力があるもので火をつけないと「スモークウッド」から煙が出ないので必ず持っていきましょう。
着火剤と同じでチャッカマンで火が付くと思っていましたが大間違いでした。
最終的にはバーベキューの炭火の中に放り込み火をつけましたが「火がつかない」事を知らないとかなり焦ると思います。
02.風と揺れに弱い
段ボールの簡易的な作りなので「風」や「揺れ」に弱いです。
火を使っているので最悪のケースは燃えてしまいます。
特に「風」が強いと段ボールなので飛んでしまうので注意しましょう。
中身を確認しようと段ボールを開けた時の振動でフックに吊るしてあった食材が落ちてしまう事がありました。
慎重に作業すれば材料が落ちる事はないので「揺れ」を注意しながら作業しましょう。
03.屋外で利用しましょう
部屋の中で燻製をすると匂いが残るので利用は屋外がオススメです。
煙が出にくい家庭用の燻製器とは違い「燻家スモークハウス」は段ボールなので隙間から煙がでます。
室内で使うと匂いが充満するので出来るだけ屋外で利用しましょう。
燻製の匂いが部屋中に充満してもいい方は部屋の中で利用してもいいと思いますが匂いが強いのでおすすめはしません。
04.蒸せる数は多くない
コンパクトなサイズなので燻製に出来る食材数は少ないです。
1回に蒸せる量は
- 6Pのチーズ
- ソーセージ6本
- 卵3個
位でしょうか。
簡単に燻製がくるれるキットなので燻製に出来る量は多くないです。
家族で試しに燻製を作ってみる方にはちょうどいいサイズですが大人数や大人のグループでの利用だと少し少ないかもしれません。
05.油が多い肉には注意
生肉やベーコンなど油が落ちる食材は燃えてしまう可能性があるので注意が必要です。
また、ベーコンの塊などを燻製すると油がすごいのでスモーカー本体(段ボール)が燃える可能性があります。
周辺に気を付けながら作業しましょう。
Amazonなどの口コミを読むとベーコンを燻製した方は多かったので出来るとは思いますが、油がスモーカー本体(段ボール)に付くと汚くなるので使い回しが出来なくなる可能性がある事は頭に入れておきましょう。
以上が「燻家スモークハウス」を使う上での注意点です。
商品概要
寸法(使用時) | 幅230×奥行230×高さ520mm |
---|---|
セット内容 | スモーカー本体
スモークウッドミニ(1本) 金棒(2本)、金網(1枚) フック(4個)アルミ皿(1枚) |
編集長から一言
今まで燻製器を使って燻製を作った事がありましたが、今回ホームセンターなどでも販売されているソト(SOTO)の「燻家スモークハウス」をはじめて使いました。
正直あまり期待していなかったのですが使い勝手も良く、燻製の味もしっかりしていたので驚きました。
気軽に使える商品として発売されているので「煙が少ない方がいい」とか、「大きいベーコンを吊るしたい」など機能を求める方には向かないのですが「燻製を一度作ってみたい」方は「燻家スモークハウス」で十分だと思います。
使い捨てる事が出来るのも魅力ですね。
キャンプやバーベキューで楽しめるので一度挑戦してみてくださいね。