【Zebrang】本格直火ケトル「ゼブランドリップケトル」レビュー

アウトドアコーヒーブランド「Zebrang(ゼブラン)」から『ゼブランドリップケトル』が新しく発売されました。
直火対応の本格的なケトルを様々な形で利用したので何が素晴らしいのか、注意点は何かを細かく紹介していきます。
何十回と使いましたがデザイン性・機能性どちらも素晴らしいケトルでした。
キャンプで本格的なコーヒーを飲みたい方にオススメです。
\直火対応の本格ドリップケトル/
ドリップケトルの詳細はコチラ
ゼブランドリップケトルレビュー
アウトドアコーヒーブランドZebrang(ゼブラン)から発売された「ゼブランドリップケトル」は、お湯のコントロールがしやすい本格的ドリップケトルです。
キャンプで使うことはもちろんですが、IH・ラジエントヒーターなどの熱源にも対応しているので家でも本格的なコーヒーを楽しむことが出来ます。
そんな「ゼブランドリップケトル」の特徴はこの4つです。
- IH・ガスなど直火に対応
- 細口ケトルでお湯の量を細かく調整できる
- マットブラックのカッコいいデザイン
- 容量800ml
容量800mlはコーヒーを5〜6杯まで淹れることができるので、ファミリーやグループキャンプ、デュオキャンプなどに適しているケトルです。
良かった点
「ゼブランドリップケトル」を使って良かった点を紹介します。
01.注ぎやすい細口ノズル
「ゼブランドリップケトル」を使って一番良かった点はお湯の注ぎやすさです。
コーヒードリップに適した細口ノズルを採用しているので、湯量の調整がスムーズにできます。
注ぐ角度によりお湯のスピードが変わるので、はじめは角度が定まりませんでしたが、何度か試すうちにコーヒーの膨らみを確認しながら上手にお湯を注ぐことができました。
フワッとした膨らみを見ながら注ぐ瞬間はバリスタのような気分が味わえるので楽しいですよ。
お湯の量をコントロールすることで、ムラなく美味しいコーヒーを淹れることができるので、細口ノズルはキャンプで美味しいコーヒーを飲みたい方におすすめです。
「細口タイプ」はスピードだけ調整すれば誰でも上手にコーヒーを淹れることが出来るので、初心者の方でも扱いやすいノズルです。
02.マットブラックのカッコいいデザイン
「ゼブランドリップケトル」は無機質なマッドブラックカラーがカッコよくデザイン性が高いケトルです。
「台形型のシルエット」と「ブラックカラー」は、どんなキャンプギアでも合わせることができます。
Zebrang(ゼブラン)の商品は全てブラックカラーなので、コーヒー器具を同じブランドで揃えると統一感がでて素敵な雰囲気を作れるはずです。
天然木のつまみがワンポイントでおしゃれさを増していますね。
キャンプで使うケトルの中では一番おしゃれでカッコいいデザインだと思います。
03.持ちやすい二重取っ手
「ゼブランドリップケトル」は二重取っ手を採用しており、焚き火グローブをしていても持ちやすい設計になっています。
満水800mLを入れた時は重いので「片手で持つとグラグラするのではないか?」と心配しましたが、二重取っ手をしっかり握ることで800mLの量でも安定してお湯を注ぐことができました。
湯量が多いと角度をつけなくても注げるので女性でも安心して使えるケトルです。
握りやすさと安定感がある二重取っ手は、「ゼブランドリップケトル」の魅力の1つです。
800mLで使うと分かりますが、二重取っ手を握った時の安定感は素晴らしかったです。
ケトルと取っ手の幅が広いので焚き火グローブ着用時でも握りやすいのがいいですね。
二重取っ手は沸騰した状態だと熱くなるので焚き火グローブが推奨されていますが、素手でも持つことは出来ます。
ただし、注意書きにも書かれていますが推奨はされていないので自己判断で選択してください。
ケトル本体は火傷するくらい熱いですが、取っ手はほんのり暖かい感覚でしたのでグローブがなくても持ち運びは可能です。
04.ステンレス素材で錆びにくい
「ゼブランドリップケトル」は錆びにくいステンレス鋼で出来ています。
自然の中で過ごすキャンプは「雨や湿気で濡れたり」「ケトルをぶつけてしまったり」「撤収までの時間に片付けが間に合わない」など想定外のことが起こるので、丈夫で錆びにくいステンレス素材であれば安心して使うことが出来ます。
キャンプ場で洗えなくても、家に帰って掃除と乾燥をしっかりすれば錆びることはないので管理が楽なケトルです。
ステンレス素材は錆びにくい素材と言われていますが、絶対に錆びないわけではないので収納する時は汚れを落とし乾燥させてからしまいましょう。
ステンレス素材の錆びる原因や、ケトルが壊れる原因をまとめました。
- ケトルに水を長期保存しておく
- 塩分や油分を含んだ汚れがついている
- フタツマミを長時間水に浸けておく
- 落下や空焚き
原因を覚えておくことで長く使えるのでこの4つは覚えておきましょう。
万が一錆が出来た場合は、クリームクレンザーを柔らかいスポンジに付けて擦り落とすと落ちますよ。(外側は塗装が剥がれるのでNG)
05.安定感がある
「ゼブランドリップケトル」は底部分の面積が大きい形状をしているのでガスコンロやバーナーの上でも安定感があります。
実際にコンロやガスバーナーなど4つの器具を使いお湯を沸かしてみましたが、全て安定してお湯を沸かすことが出来ました。
【使った器具】
- ガスコンロ
- ガスバーナー
- 固形燃料
- アルコールストーブ
サイズの小さい固形燃料でも安定感抜群です。
ガスバーナーでも安定してお湯を沸かすことが出来ました。
コンパクトなケトルだと少し触れただけでコンロから落ちることがあるので、安定感があるケトルは使いやすいです。
ケトルの重量も433gあるので、台風並みの強風が吹かない限りは落ちることはないと思います。
06.自宅でも使える
IHやガス対応のケトルなので自宅で使う事も可能です。
電気ケトルの方が沸騰するまでの時間は早いですが、「ゼブランドリップケトル」の細口ノズルを使うことで本格的なコーヒーを淹れることが可能です。
【対応加熱家具】
- IH
- ガスコンロ
- エンクロヒーター
- ラジエントヒーター
- ハロゲンヒーター
- シーズーヒーター
キャンプだけに使うのは勿体無いですからね。
キャンプに行く前に自宅でたくさん練習するといいかもしれませんよ。
以上が「ゼブランドリップケトル」の良かった点です。
注意点
「ゼブランドリップケトル」を使う上での注意点を紹介します。
01.焚き火での利用はNG
直火対応のケトルですが、焚き火で使うのは推奨されていません。
焚き火で利用すると塗装が剥がれたり、変形する可能性があるので利用禁止と説明書にも書かれています。
バーナーやIHで使うケトルになるので焚き火で使わないように注意しましょう。
キャンプ用ケトルは焚き火で利用できる商品も多いですが、ゼブランドリップケトルは自宅で利用できるようIHにも対応しているので焚き火では利用しないようにしましょう。
02.収納スペースをとる
「ゼブランドリップケトル」を収納する時に、細口ノズルが場所を取るので収納する広いスペースが必要になります。
すぐ壊れるケトルではないと思いますが、他のキャンプギアと一緒に詰め込んで収納すると場所を取るので収納する際は注意が必要です。
傷つかないようにケースや袋に入れて保管した方がいいかもしれません。
ケースや収納袋はないので自分で用意する必要があります。
キャンプ道具なので傷もカッコいいですが大切に使いたい方はケースや袋に入れて収納しましょう。
03.満水まで水を入れない
ケトルを満水まで入れると1200ml入りますが、沸騰した時にお湯が吹き出してしまうので800mlまでにしましょう。
目安は赤い点線あたりです。
水の量が多い場合、沸騰するとノズルからお湯が噴き出るので荷物を整理してからお湯を沸かした方がいいですよ。
04.IHで使うと音がする
IHで「ゼブランドリップケトル」を使うと”ヴォーン“と音がなり続けます。
少し不安になりますが、ケトルとヒーターの振動の余波が共鳴するために生じる音みたいなので気にしなくて大丈夫です。
知らないで使うと不安になるのでIHは音が鳴ることは覚えておきましょう。
以上が「ゼブランドリップケトル」を使った時に感じた注意点です。
使用前・使用後のメンテナンス
「ゼブランドリップケトル」を使う前と、使った後にやる作業を紹介します。
使用前の準備
購入してからやる作業はこの3つです。
- 本体のシールを剥がす
- 食器用洗剤で2回〜3回洗う
- 水を入れて沸騰させる(2回)
購入した時にシールが2枚付いているので剥がしてから洗剤で洗いましょう。
使用後のメンテナンス
使った後のメンテナンスは洗って乾かすだけと簡単です。
- 柔らかいスポンジで洗う
- 水気を拭き取って乾燥
商品概要
サイズ | 幅279×奥行145×高さ154×径77mm |
---|---|
重量 | 433g |
実用容量 | 800mL |
材質 | 本体:ステンレス鋼
フタツマミ:天然木 |
価格 | 9,350円(税込) |
編集長からの一言
デザインがかっこよく誰でも簡単に湯量をコントロールできる素晴らしいケトルでした。
自宅でも使えるので毎日使っていますが、慣れればお湯の量や沸騰時間も感覚で分かってくるので、今ではコーヒーギアの必需品になっています。
“圧倒的なカッコよさ“にこだわってつくられているのでデザイン性・機能性は素晴らしいケトルです。
耐久性に関してはもう少し長い期間使って追記しますが数十回使った感じだと何年も使える気がしています。
欠点が少ないのでキャンプでケトルを探している方はおすすめですよ。
ぜひ「Zebrang(ゼブラン)」のクオリティを体験してみてくださいね。
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