キャンプでポータブル電源を使う6つのデメリット
アウトドア用のポータブル電源を使ってキャンプをすると快適さが格段に上がりましたが注意するべき点もありました。
ポータブル電源は費用が高く買い替えが難しいのでデメリットを把握した上で購入しないと失敗してしまいます。
そこで今回は、ポータブル電源を利用した「失敗談」を中心にポータブル電源のデメリットを紹介するので購入前にチェックしてみてください。
「ポータブル電源を買うな」と言っているのではなく、デメリットがあっても「問題ないと思う方は買った方がいい!」という購入促進記事です。
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ポータブル電源6つのデメリット
ファミリーキャンプでアウトドア用のポータブル電源「Jackery708」を利用しました。
商品自体のデメリットはないのですが「ポータブル電源」が不便に感じたこともあるので失敗談を中心に紹介したいと思います。
01.充電切れが起こる
ポータブル電源で一番やってはいけない失敗は「充電切れ」です。
3月のファミリーキャンプで「Jackery708」を利用しましたが朝4時に充電がなくなる失敗をしました。
電気毛布を地面の近くに置いていた為に暖まらず一晩中電力を消費していた事が原因でしたが、ポータブル電源は充電が無くなれば何も出来ないので困りました。
バッテリー残量が切れる事はあまりないですが、バッテリーを気にしながら使わないといけないので少し気を遣う商品です。
慣れてしまえば大体の消費電力が分かってくるので気にしなくなると思いますが、最初の方はビクビクしながら使っていました。
慣れるまでは少し面倒かもしれません。
ポータブル電源は使える電力が決まっているので、使う機器の電力消費量を確認して利用時間を計算しておきましょう。
例えば、708Wの電源で1泊する場合、スマホ2台充電+電気毛布を2枚「弱」で9時間利用すると充電が残る。
など計算しておくと充電を有効活用出来るはずです。
計算方法などが分かりやすく動画でまとまっていましたので参考にしてください。(2分28秒あたりから説明されている項目です。)
02.使えない家電がある
画像:jackery
ポータブル電源でキッチン家電を利用したい場合は商品が限定されてしまいます。
キャンプであったら便利な「ドライヤー」や「ケトル」などのキッチン家電を利用する場合は出力1,000W以上の商品でないと使えないので注意しましょう。
実際に利用した708Wのポータブル電源で使える家電と使えない家電を分けてみました。
- スマホ充電(15W)
- ノートパソコン充電(25W)
- 扇風機(20W)
- 液晶テレビ32V型(140W)
- 車載冷蔵庫(60W)
- 電気毛布「強」(30W)
- 炊飯器(150W)
- ケトル(1200W)
- ドライヤー(1200W)
- 電子レンジ(1300W)
平均値で紹介していますが708Wのポータブル電源を利用する場合、消費電力1000Wのケトル、ドライヤー、電子レンジは利用できませんでした。
家電を使いたい場合は利用する消費電力を確認してからポータブル電源の容量を選ぶ事をおすすめします。
消費電力は商品に書かれています。
家電のメーカーや年式によって消費電力が違うので商品に書かれている商品電力を確認してから利用しましょう。
家電を利用するならポータブル電源1,000W以上、それ以外なら1,000W以下と考えるのが基本です。
03.スマホの充電だけならいらない
キャンプでスマホの充電だけしか利用しない日がありましたがわざわざポータブル電源を持っていく意味がなかったです。
ポータブル電源は比較的コンパクトなサイズですが重さがあるので持っていく手間はかかります。
スマホの充電以外で使うのであれば必要ですが、スマホの充電だけする方はポータブル電源でなく「モバイルバッテリー」をおすすめします。
スマホの充電だけの為に高い金額のポータブル電源を買う必要はないと思います。
ダイソーで500円位で販売されているモバイルバッテリーを使っていますがスマホの充電だけするのであればこれで十分です。
04.電源サイトの方が便利
「ポータルブル電源」を持参するキャンプと、キャンプ場の「電源サイト」を利用するキャンプで比較すると「電源サイト」の方が充電を気にしなくて済むので使いやすかったです。
キャンプ場の電源は1,000Wの場所が多いのでポータブル電源の上位機種と変わりません。
年に数回しかキャンプをしない方は電源サイトの利用をおすすめします。
電源サイトを使う場合は追加で1,000円かかったり、基本料金が上がる場合がほとんどですがポータブル電源を買うよりか安く収まります。
ただし、電源サイトがないキャンプ場も多く「ポータルブル電源」を持っている方がキャンプ場選びの幅は広がります。
フリーサイトでも役立つので好きな場所を選んでキャンプをしたい方は「ポータルブル電源」の方がおすすめです。
また、「ポータルブル電源」はAC電源以外(USBポート)の充電も出来るので機能面では「ポータルブル電源」の圧勝だと思います。
理想は電源サイトでポータブル電源も併用すると容量を気にせずにキャンプを楽しむ事ができます。
特に冬場は充電がなくなると大変なので電源サイトと併用すると快適なキャンプが楽しめるはずです。
05.寒いと動かない
ポータブル電源の欠点は寒さに弱い事です。
スマホでも寒い場所に長時間置いておくと電力を一気に消費しバッテリーが低下していく現象が起こりますが、ポータブル電源も同様で動作環境が決められています。
Jackeryの場合、動作温度は-10℃から40℃なのでテント内でしっかりと保管すれば問題ないと思いますが外へ置きっぱなしにしているとバッテリーの減りが早くなる可能性があるので注意しましょう。
公式サイトには「-10℃や40℃」と言った環境で使用するとバッテリーに負担がかかってしまいます。
と記載があるので真冬と真夏に使うときは気をつけましょう。
06.場所を取る
車に積み込む時に場所を取ります。
サイズはコンパクトなので邪魔にはなりませんが、機械なので壊さないように置き場を考える必要が出てきます。
Jackery708の場合は(横)約29cm×(奥)約19cm×(高)約19cmで平面がフラットになるので積みやすいですが、ポータブル電源の中には取っ手が出っ張っている商品もあるので荷物を積む場所は限られてくるので注意しましょう。
購入前に車に積めるかを必ず確認しておきましょう。
キャンプへ行く時は荷物が多いのでポータブル電源を入れる余裕があるかチェックが必要です。
以上がポータブル電源を使って感じたデメリットです。
【結論】持っていた方が便利です
今回はデメリットを多く書き出しましたが、ポータブル電源を利用する「時間」や「消費電力」を管理すればキャンプに役立つアイテムなので一家に一台持っていた方が便利な商品だと思います。
キャンプ以外でも災害時に使える事も魅力の1つです。
電源があるだけで快適さが格段に上がるのでデメリットをあまり気にしない方はポータブル電源を購入する事をおすすめします。
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