【タンスのゲン】28段階の高さ調節が可能な「アルミテントポール」レビュー
タンスのゲンのアウトドアブランド「ENDLESS BASE(エンドレスベース)」から高さ調整が可能な「アルミテントポール」が発売されました。
28段階の高さが調整できる「アルミポール」を様々な形で利用したので何が素晴らしいのか、注意点は何かを細かく紹介していきます。
28段階も高さを調整できるポールはENDLESS BASEだけではないでしょうか。
タープを設営する時に使っていますが安定感がある素晴らしいポールです。
\高さを変えられるテントポール/
テントポールの詳細はコチラ
「アルミテントポール」レビュー
ENDLESS BASE(エンドレスベース)の「アルミテントポール」は125cm〜280cmまで高さを調整できるアルミポールです。
高さは28段階変更でき、タープの空間を広く使いたい場合は高く、風が強い日には低くするなど自在に高さを調整することが可能です。
そんな「アルミテントポール」の特徴はこの5つ。
- 長さを28段階調整可能
- アルミニウム合金製
- コンパクトに収納できる
- カラーバリエーションが4種類
- 1年間の保証付き
連結して高さを出していくポールなので耐久性が不安でしたが想像以上に丈夫で大型タープでも問題なく利用する事が出来ました。
今回「アルミテントポール」を使いDODのチーズタープを設営しましたが安定感抜群でした。
強風にも耐えられる丈夫なポールを探している方はおすすめですよ。
良かった事
「アルミテントポール」を実際に使って良かったことを紹介します。
01.高さ調整が便利
ポールの高さを125cm〜280cmまで28段階調整できるので自分の好きな高さでテントやタープの設営が出来ます。
高さは5cm単位で変更できるのでタープの設営はもちろんのこと、テントごとに高さが違うキャノピーポールとしても使う事が可能です。
「アルミテントポール」は高さを調整できる「プッシュアップ式」伸縮パーツと、高さを調節できない「ジョイント式」の2種類で構成されています。
【ポール1本分のパーツ】
- プッシュアップ式ポール 2本
- ジョイント式ポール 1本
- 先端キャップ 1個
「プッシュアップ式ポール」の中に高さを調整できるポールが隠れているので、ボタンを上下に移動して高さを調整していきます。
高さの調整はボタンを押して移動するだけなので誰でも簡単に操作が可能ですよ。
ボタンの位置が分かりにくくなりますが、ガイド線が入っているのでスムーズに調整が可能です。
02.丈夫なポール
連結するポールは強度が心配でしたが、大型タープで利用しても安定感がありました。
「アルミテントポール」が丈夫な理由はこの2つです。
- アルミニウム合金A7075番を利用
- 直径32mm、厚み1.5mmを実現
「アルミテントポール」の素材は、アルミニウムの中で最も強度のある7000番台を使用し、その中でも最も硬いと言われるA7075番を使用しています。
A7075番は航空機やロケットなどでも使われている丈夫な素材ですよ。
また、ポール径28~32mmの極太サイズの太さを維持しているので大型テントや強風にも耐えられる強度があるポールに仕上がっています。
タンスのゲン公式サイトで強度を紹介しているので紹介します。
ポールの素材となるアルミニウム合金は、アルミニウムの中で最も強度のある7000番台を使用し、その中でも最も硬いと言われるA7075番を使用しています。
このA7075番は「超々ジュラルミン」と一般的に呼ばれており、亜鉛(Zn)とマグネシウム(Mg)を成分に含むアルミニウム合金です。
A7075の特徴として、アルミニウムの中で最も強度と硬さが高いことが挙げられます。また軽量さにも優れていることから、航空機やロケットなどでも使用されるなど、まさに最“硬”のアルミニウム合金といれます。
本製品は、このA7075番素材を採用し、直径32mm、厚み1.5mmの頑丈設計で構成しています。引用:タンスのゲン
大型タープ(5.2×5.2m)を利用し、長さを一番高い280cmで設営しましたが折れる心配はまったくありませんでした。
丈夫で太さがあるポールはタープを張るときの安定感が違います。
強度はもう少し使い込んでから追記しますが、かなり丈夫に出来ているので乱暴に扱わない限りは壊れないポールだと思います。
03.コンパクトに収納できる
使っていて一番驚いたことが収納です。
ENDLESS BASE(エンドレスベース)の「アルミテントポール」は太さの違うポールが組み合わさっているので2本のポールが1本にまとめられています。
開封した時ポールが少ない!と思って探したらポールの中に収まっていて驚きました。
全て分解すると5本セットになっていますが組み合わせることで3本に減るのでコンパクトに収納が可能です。
【分解した写真】
【セットした時の写真】
収納サイズも長さ68cmまでコンパクトに収める事が出来るので持ち運びに便利です。
下の写真は2本セットの全パーツです。
6本だけなので他社のポールよりもコンパクトに収納ができるはずです。
極太サイズを維持しながら収納をコンパクトにする仕組みになっているので感心しました。
ポールの中に入っているパーツまで分解してしまうと組み合わせが分からなくなるので分解しないで利用しましょう。
04.先端キャップ付き
ガイドロープが外れないようにポールの先に付ける「先端キャップ」が付いています。
別売りの製品も多いので「先端キャップ」が付属しているのは非常に助かりました。
風が強い時にポールからガイドロープが外れる事があるので、ガイドロープを固定できる「先端キャップ」を付けた方が安全性が高まります。
また、先端キャップを付ける事のメリットは他にもあります。
- ガイドロープが抜けるのを防ぐ
- 雨水の侵入を防ぐ
- ワンポールテントなどの支柱としても利用可能
以前使っていたポールは「先端キャップ」が付属していなかったので別で購入しました。
セットになっているのはありがたいですね。
以上がENDLESS BASE(エンドレスベース)の「アルミテントポール」を使って良かった点です。
注意点
次は注意点を紹介します。
01.差し込む場所が分からなくなる
高さの調整が28段階あるので、ボタンを何個目の穴に刺したのか分からなくなる事があります。
2本セットを全て組み立てると差し込む箇所が増えるので、組み立て手順や差し込んだ穴を覚えておくのは少し大変です。
2本のポールを1本1本交互に組み立てていくと間違えずに済みますよ。
何度か組み立てた中でこれが一番いいやり方でした。
02.伸縮パーツは取り出さない
ポールの中に入っている伸縮パーツを取り出してから設営すると、組み立てに倍の時間がかかりました。
2本分のポールを全て分解すると10本のパーツになります。
10本を組み立てていくのは面倒でしたのでパーツは分解しないことをオススメします。
03.強風時は低く設営
「アルミテントポール」だけでなく全メーカーのポールに共通すると思いますがポールを高くすればするほど強度は落ちます。
「アルミテントポール」は強度があるので一番高い280cmでタープを設営しても安定感抜群でしたが、試しにポールを押してみると結構曲がりました。
複数のポールを結合しているので当たり前の事ですが高さがあるポールほど強度は落ちるので、丈夫な「アルミテントポール」でも強風の時は低く設営する事をオススメします。
丈夫なパーツでも気候に合わせた使い方をしましょう。
壊れる心配はありませんでしたが、風が強い時は何が起こるか分からないので注意しましょう。
以上が「アルミテントポール」を利用する上での注意点です。
商品概要
使用時長さ | 約130〜285cm(有効長さ:約125〜280cm) |
---|---|
収納時サイズ | 68cm |
太さ | 32mm/28mm 先端部分:6mm |
重量 | 約1.5kg(1セットあたり) |
素材 | 本体:アルミA7075(アルマイト加工)
先端キャップ:TPE 収納袋:ポリエステル |
付属品 | 本体ポール×2、先端キャップ×2、収納袋 |
カラー | マットブラック・モスグリーン・グレージュ・スレートグレー |
価格 | 6,499円(税込) |
編集長からの一言
テントポールで高さが28段階調整できる商品は聞いた事がなかったので「強度は丈夫なのか?」「調整が面倒なのか?」など使う前は不安がありましたが、実際に使ってみると通常のテントポールと変わらない使い勝手で、さらに強度もあったので安定感抜群でした。
今回5.2×5.2mの大型タープ(DODチーズタープ)で設営が出来たので、他社のどんなテントやタープでも問題なく利用できるはずです。
テントポールは様々な種類が発売されていますが、「ENDLESS BASE(エンドレスベース)」は”「自由な高さ調整」ができ、「丈夫」で、「コンパクト」なポールなのでこれからタープやテント用にポールを買う方はぜひチェックしてみてくださいね。
\高さを変えられるテントポール/
テントポールの詳細はコチラ