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アウトドア用多機能ペグ「TSUNAGU(つなぐ)」をレビュー

TSUNAGU(つなぐ)レビュー
たかひろ
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クラウドファンディングから誕生した長さを自在に変えられる多機能ペグ「TSUNAGU(つなぐ)」が一般発売されました。

機能性やデザイン性が高い「TSUNAGU(つなぐ)」を様々な形で利用したので何が素晴らしいのか、注意点は何かを細かく紹介していきます。

Naviさん
Naviさん

今回は20cm6本セットを利用しました。

長さを変えるだけでペグが様々な形で役立つ事には驚きました。

\長さが変えられる多機能ペグ/

TSUNAGU販売ページ

TSUNAGUの詳細はコチラ(Amazon)

 

多機能ペグ「TSUNAGU」レビュー

多機能ペグ「TSUNAGU」レビュー

「TSUNAGU(つなぐ)」は1つのペグで最長44cmまで長さを調整できるペグです。

20cm32cm44cm」の3段階変更でき、柔らかい地面の時は長く伸ばし、壊れたら部品だけ交換ができる今までにない新しいペグです。

TSUNAGU(つなぐ)

そんな「TSUNAGU(つなぐ)」の特徴はこの5つ。

TSUNAGUの特徴

  1. 長さを3段階調整出来る
  2. 錆びないステンレス素材
  3. ペグ以外の使い方が出来る
  4. パーツだけ変更可能
  5. 30日保証付き

長さの違うペグを単独で用意する必要がないので、荷物を減らしたいソロキャンプの方に使い勝手がいいペグだと思います。

Naviさん
Naviさん

パーツを繋ぎ合わせて使うので強度が弱いかな?と思いましたが思った以上に丈夫でした。

デザインがカッコよく、カスタマイズも出来るのでワクワクするペグですね。

 

良かった事

「TSUNAGU(つなぐ)」を実際に使って良かったことを紹介します。

 

01.長さ調整が便利

長さ調整

「TSUNAGU(つなぐ)」最大の特徴はペグの長さを変更出来る事です。

長さは「20cm32cm44cm」の3段階あり、変更方法もくるくるまわすだけで分解・結合が可能です。

分解と結合

Naviさん
Naviさん

今まで長さを変えられるペグはなかったのではじめて操作する時はワクワクしました。

今回「20cm6本セット」を利用しましたが、地面が砂地でペグが抜けそうな場所では32cmに変更するなどペグを打つ直前で長さを変える事が出来るのは素晴らしい機能です。

長さの変更が可能

頻繁に長さを変えるわけではないですが長さの違うペグを何本も持っていくより「TSUNAGU(つなぐ)」で長さ調整をした方が道具が軽くなると思います。

 

02.錆びにくいステンレス製

ステンレス製

「TSUNAGU(つなぐ)」の素材は錆びにくいステンレス製(SUS303)なので雨の日でも安心して利用出来ます。

錆ないステンレス

ペグの種類によっては錆びる素材もありますが、ステンレス製のペグは錆に強いので利用環境を心配せず使う事ができます。

水に入れたペグ

試しに川の中に置いてみたり、雨の日に1日ペグを刺して置いてみたりしましたが問題ありませんでした。

川の中にペグ

Naviさん
Naviさん

ステンレス製(SUS303)は錆びにくいですが絶対錆びないものではないので、汚れや水分を拭き取るなど手入れはしっかり行いましょう。

 

03.丈夫

丈夫

一番心配していた点が強度でしたがステンレス素材で出来ている「TSUNAGU(つなぐ)」はしっかりとした強度がありました

10回以上固い地面に刺しましたが、毎回スムーズに刺さるのですぐに壊れることはないと思います。

丈夫

先端は傷つきますが削れたりしていないので丈夫に作られている証拠ですね。

10回刺したペグ

試しに鍛造ペグ「エリッゼステーク」と比較しましたが「TSUNAGU(つなぐ)」の方がスムーズに刺さりました。

比較

「TSUNAGU(つなぐ)」の方が先端が細いのでスムーズに刺さったのだと思いますが、「エリッゼステーク」と比較しても大差がないくらい丈夫でした。

固い地面でも安心して利用出来るペグだと思います。

Naviさん
Naviさん

ペグを打つときにネジをしっかり閉めないと強度が強くなりません。

注意点の項目(下の項目)で細かく紹介しているので使う前に必ず読んでください。

 

04.ペグ以外の使い方が出来る

ペグ以外の使い方

長さが調整出来るのでテントやタープを固定する以外の使い方も可能です。

一例ですが「TSUNAGU(つなぐ)」をアレンジした使い方を紹介します。

 

薪スタンド

薪スタンド

32cmのペグを利用して薪スタンドが出来上がります。

長さがあるので薪の量も多く積む事ができました。

Naviさん
Naviさん

個人的にはこれが一番気に入っています。

20cmのセットだと本数が足りないので薪スタンドをやる場合は32cmか44cmセットを購入しましょう。

 

ランタンスタンド

ランタンスタンド

ヘッドとシャフトの間にオプションパーツを付ける必要がありかすが、ペグを組み合わせる事でランタンスタンドとして利用する事が可能です。

繋げて高く出来る「TSUNAGU(つなぐ)」ならではの使い方だと思います。

ランタンスタンド

Naviさん
Naviさん

ランタンスタンドも2種類の形にアレンジ可能です。

ペグでランタンスタンドが出来るのは驚きですね。

その他出来るアレンジがコチラ

  • ゴミ箱
  • 網台
  • 焚き火台 など

 

補足

蚊取り線香スタンドとしても使えるか試しましたが上手くハマりませんでした。

森林香の場合少しカットして調整したらぶら下がるまでは出来ましたが固定できないので線香スタンドは難しいと思います。

森林香カット

蚊取り線香ホルダー

 

05.パーツだけ購入出来る

パーツ購入

壊れやすい「先端部分」や、長さを伸ばすための「延長用シャフト」だけを購入する事が可能です。

通常のペグは壊れたら捨てるしか選択肢がなかったですが、「TSUNAGU(つなぐ)」は壊れた箇所だけ購入する事が出来るので長く愛用する事が可能です。

一番負担のかかるヘッドや先端部分は3個セットで1,320円なので上手に活用すれば安く利用する事ができるのではないでしょうか。

 

06.ロープが抜けない

ロープが抜けない

使って一番驚いた事ですがヘッド部分に固定されたロープは抜けないです。

鍛造ペグのようにロープを留める部分がないので不安でしたが、ピンと張っていれば垂直でもロープは固定されていました。

鍛造ペグ固定

すぐ抜けそうに見えますが使ってみるとガシッと固定されていたので安心して利用する事が出来ました。

Naviさん
Naviさん

ロープがピンと張られている事、ペグが斜めに刺さっている事が条件ですがしっかり固定されるので頼もしかったです。

 

07.保証

商品到着後に不良品などがあった場合、30日以内であれば無償で新品と交換が可能です。

「TSUNAGU(つなぐ)」は日本企業の株式会社LEVEL1が販売しているのでサポートは万全です。

購入して届いた商品に不具合があればすぐに連絡しましょう。

Naviさん
Naviさん

アウトドアグッズは海外製品も多いのですが日本企業が販売しているだけで安心感がありますね。

 

以上が「TSUNAGU(つなぐ)」を使って良かった事です。

 

注意点

「TSUNAGU(つなぐ)」を利用する上での注意点を紹介します。

 

01.ネジを締めないと曲がる

ネジを締める

長さ調整をしたときにネジを最後まで締めずにペグ打ちをしたらネジ部分が曲がってしまいました。

Naviさん
Naviさん

私の不注意でネジを最後まで締めずにペグ打ちをした失敗例です。

ネジが緩む

ネジが緩んでいる状態でペグ打ちをするとネジ部分にパワーが伝わり形が変形してしまいます。

曲がる

丈夫なステンレス素材でも簡単に曲がってしまうのでネジを最後まで締めてからペグ打ちをしましょう。

Naviさん
Naviさん

締めたと思っていましたが、少し緩んでいたために曲がってしまいました。

設営で忙しくてもペグを打つ前は必ずチェックしましょう。

 

02.大型タープは注意

32.5cmのペグを半分以上外に出した状態で大型タープ(5m×5m)を立てたらタープの重さに負けて先端部分が曲がってしまいました。

タープには注意

先端が曲がる

タープの重みや風などの振動を先端部分だけで支えていた事が原因です。

先程のネジ締めと同じ原理ですが結合部分(ネジ部分)に力が強く伝わると丈夫なステンレス素材でも曲がるので注意しましょう。

 

失敗した事は32.5cmまで伸ばしたペグを半分までしか打たなかった事です。

失敗例

下の画像のように硬い地面の場合20cmの短いペグで深くまで固定し、ペグ全体で支えることが出来れば曲がる事なく利用できます。

成功例

タープなどの重さがある物を利用する時にはペグをしっかり埋め込まないと先端が曲がる可能性があるので、ペグ全体を埋める事を意識してペグを打ちましょう。

 

紹介ページ(makuake)にも、「つなぎ目の部分のみに集中して強い力をかけることでネジ部が曲がる可能性はあります。」と記載があるので「TSUNAGU(つなぐ)」を使う際は力のかけ具合を考えてペグ打ちする事をおすすめします。
Naviさん
Naviさん

今回5m×5mの大型タープを使ったのでペグにかかる負担は大きかったと思いますが、ソロ用のテントやタープでもペグ全体で支える事は覚えておいた方がいいと思います。

 

01.ペグを抜く時は空洞を作る

空洞を作る

ペグを抜くときに持ち手がないので困る事がありますが、横からハンマーで叩いて地面に隙間を作ってから抜くとすぐ抜けます。

力尽くで抜く事は出来ないので必ず地面に隙間を作り、ネジ部分が外れないように時計回りに力をかけることで自然に抜くことができます。

Naviさん
Naviさん

20cmのペグは固い地面でも横を叩けばペグが簡単に抜けました。

32.5cmのペグは長いので隙間を大きくとらないと抜けないので注意しましょう。

 

以上が注意点です。

ネジ部分(結合部分)に負担をかけなければ全く問題ないのでペグ打ちをする時は注意しましょう。

 

商品概要

6本セットで長さを3種類「20cm32cm44cm」から選ぶ事ができます。

32cmと44cmは繋ぎ合わせるシャフトが追加されます。

本体全長 【20.5cm】

‎20.5 x 1.5 x 0.8 cm

【32.5cm】

‎32.5 x 1.5 x 0.8 cm

【44.5cm】

‎44.5 x 1.5 x 0.8 cm

重さ 【20.5cm】86g

【32.5cm】132g

【44.5cm】178g

素材 ステンレス
価格 【20.5cm】7,260円

【32.5cm】11,120円

【44.5cm】15,180円

 

編集長からの一言

長さが調整できるペグをはじめて使いましたが使い方をマスターすると他のペグには戻れないかもしれません。

今までペグ選びは「丈夫さ」や「価格」を重視していましたが、「TSUNAGU(つなぐ)」を使った事で「アレンジ」の楽しさを知る事が出来ました。

私自身もミスでペグを曲げてしまったり、アレンジに失敗したりしたのではじめてペグを使う方には少し難しいかもしれませんが、キャンプに慣れている方はペグの魅力に再度気づくはずです。

「丈夫、かっこいい、アレンジ多数」と魅力的なペグなので道具を減らしたい方や、ペグでアレンジしたい方、新しいキャンプギアを探している方はぜひ「TSUNAGU(つなぐ)」を使ってみて下さいね。

\長さが変えられる多機能ペグ/

TSUNAGU販売ページ

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ABOUT ME
たかひろ
たかひろ
アウトドアライター
外遊びが大好きなアウトドアライター。 使って便利なキャンプギアや、キャンプ場のレビューなど”キャンプ”に特化した情報を発信しています。 ▶︎Yahoo!ニュース エキスパート公式ライター ▶︎ハピキャン公式ライター
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