【村の鍛冶屋】鍛造ペグ「エリッゼステーク」を徹底レビュー!50回以上使ってもまだまだ壊れない!
村の鍛冶屋の鍛造(たんぞう)ペグ「エリッゼステーク」を使って3年が経過したので実際に使ってみて良かった点・注意点を紹介します。
ペグの購入を考えている方は参考にしてみて下さい。
購入したのは村の鍛冶屋の「エリッゼステーク」レッド28cmです。
「エリッゼステーク」は色やサイズのバリエーションが豊富なので選ぶのが楽しいペグですよ。
村の鍛冶屋の「エリッゼステーク」レビュー
村の鍛冶屋から発売されている鍛造(たんぞう)ペグ「エリッゼステーク」を、3年前に購入して約50回ほど利用していますが、今でも壊れる事なく利用しています。
現在のペグの状態はコチラ。色が落ちて一部曲がってきていますが、硬い地面でも問題ありません。
以前はテントに付属されていたアルミペグを使っていたのですが地面が硬いとすぐ曲がり、抜くのも苦労した経験があるので3年前に鍛造ペグへ切り替えました。
実際に使った感想は地面に刺さりやすく抜けにくい事。
「エリッゼステーク」は一度打つと抜けにくい構造になっているので、強風でも抜ける心配がなく安心して利用する事ができます。
価格の安いアルミやスチールなどと比べると鍛造ペグは高いですが本格的にキャンプをするのであれば必須になるペグだと思います。
エリッゼステークを使って良かった事
村の鍛冶屋の鍛造ペグ「エリッゼステーク」を使って良かった事を紹介します。
01.丈夫で壊れにくい
使って一番感じた事は硬い地面にも負けない丈夫さです。
鍛造ペグ「エリッゼステーク」は、強さを売りにしているペグだけあり硬い地面でもペグが刺さるので安心してテントを設営する事ができます。
大きな石が埋まっている場所は無理ですが、硬い地面だけであれば問題なくペグダウンできます。
「エリッゼステーク」の安心感はすごいです!
ペグが刺さるか刺さらないかでキャンプの安心感が変わるので「エリッゼステーク」を持っているだけでペグに対する不安がなくなります。
鍛造ペグ以外でもアルミ、チタンなど様々な種類がありますが、丈夫さや強さを求めるならコストパフォーマンスが優れている鍛造ペグをオススメします。
02.カラーが豊富
「エリッゼステーク」を選ぶ上で一番良かったのはカラーの多さです。
レッド、ホワイト、ブルー、イエロー、ピンク、パープル、オレンジなどさまざまなカラーが発売されています。
一般的なペグは黒かシルバーが多いのですが、「エリッゼステーク」はカラフルな色味が多く選ぶ楽しさがあります。
新色もどんどん追加されているのでテントに合わせた色味を選ぶ事が可能です。
- テントサイトがおしゃれになる
- ペグを見失わない
カラー展開は「エリッゼステーク」が一番多いペグだと思います。
03.ペグが抜けにくい
ペグは「刺さりやすさ」と「抜けにくさ」の2つが重要になります。
「エリッゼステーク」は、楕円形の形をしており地面に刺さると土の中で固定されるため抜けにくい設計になっています。
通常の丸棒のペグは地中でペグがクルクルと回り使い勝手が悪いですが、楕円のペグは、砂利や石が混じった固い地面でも入り込みが良く、地中でクルクルと回る事なく、ガッチリと固定します。
引用:村の鍛冶屋ホームページ
またロープの引っ張り方向は材料が厚めに設計されておりますので、強靭に耐えるようにされております。
ロープが触れる箇所は、バリでロープが切れる事がないようにトリミングしており、細心の注意を計っています。
強風が吹いた時や、足で引っ掛けてしまった時などに抜けやすいペグ(丸棒のペグ)を利用しているとテントやタープが崩れてしまう危険性があります。
SNSで強風によりテントが崩壊した画像をよく見かけますが、自然の中でキャンプをやる以上は「抜けにくさ」が一番重要です。
「エリッゼステーク」は地面で固定されると本当に抜けないです。
本気で真上に引いても抜けないのでしっかりペグを刺せば強度はかなり強いと思います。(ペグを回転させれば簡単に抜けます)
抜けにくいペグを選ぶ事でキャンプの安全性が大幅に改善されますので「楕円形」のペグはオススメです。
04.ペグハンマー「アルティメットハンマー」との相性抜群
村の鍛冶屋のペグハンマー「アルティメットハンマー」を利用しているのでペグとの相性が抜群でペグが抜きやすいです。
「アルティメットハンマー」は、エリッゼステークを簡単に使いこなせる金槌がないため創られたハンマーです。
ペグを打ち込むのは他社のハンマーでも打ち込めますがペグを抜く時は「アルティメットハンマー」が抜群の効果を発揮します。
ペグは抜きやすいですが簡単に抜ける訳ではありません。
回転させて抜くのですが回転させるには力が必要です。
「アルティメットハンマー」はペグとサイズがぴったり合うので他のペグハンマーよりか抜く時の手間は少ないと思いますが力は必要です。
05.ペグの抜け忘れ防止
キャンプを長年やっている方ならペグが抜き忘れているサイトを目にした事があると思います。
「エリッゼステーク」は色が塗装されているペグが多くサイト内でも目立ちます。
テントなどを撤収した後に見渡すと色が付いたペグが目に入るのでペグの抜き忘れを防ぐ効果があります。
購入した後に一番良かったと思えるポイントでした。
暑い夏など早く撤収したくて何本ペグを抜いたか忘れてしまう事があるので区画を見渡した時にペグが目立つのは助かります。
ペグが埋まっている時は近くに寄らないと分かりませんが、黒色のペグよりか色が付いている方が目立ちますので色付きのペグはオススメです。
以上が「エリッゼステーク」を買って良かったポイントです。
エリッゼステークを使う上での注意点
「エリッゼステーク」を買う前に確認しておくポイントを注意点として紹介します。
01.重さがある
鋼鉄で出来ているため1本の重量が重いです。
車で移動する方はほとんど関係ないと思いますが、電車や徒歩でキャンプをする方は出来るだけ軽量化する事が重要だと思うので購入する前に確認しましょう。
風で飛ばされない事を考えると鍛造ペグは必須ですが、全てのペグを鍛造ペグにしなくてもいいかもしれません。
- 18cm:79g/本
- 28cm:190g/本
- 38cm:346g/本
02.ペグの中では値段が高い
他のペグと比較すると「エリッゼステーク」の金額は高いです。
28センチの5本セット(レッド)は2,530円(税込)なので1本単位506円かかります。(8本セットもあります)
アルミペグなどと比較すると金額は高いので使う回数を考えて購入しましょう。
ただし、一度購入すると長く使えるため、継続的にキャンプへ行く方にはコストパフォーマンスがいいペグだと思います。
私のように50回以上使えるので長く使うにはおすすめできますよ。
03.塗装は剥がれる
カラーバリエーション豊富ですが、塗装してある色は徐々に剥がれていきます。
全て剥がれる訳ではないですが、使えば使うほど色がなくなるので事前に覚えておきましょう。
3年間使ったペグがこちらです。色褪せはありますがまだ赤が残っているため気にするほどではないかもしれません。
私自身が最初にペグを打った時に色が剥がれる事が嫌だったので注意点として書きました。
1回目はショックでしたが2回目以降は一切気にしなくなったので剥がれる心配はしなくていいと思います。
04.埋め込みすぎると抜けない
「エリッゼステーク」は、抜きやすいペグですがペグを回転させる事が条件になります。
土の中に埋めすぎて回転ができない場合は抜くのがかなり大変です。
力を入れても真上に抜く事が出来ないので、ペグ打ちの時に回転できる状態にしておきましょう。
どこまで埋め込むかを毎回悩みますがペグの丸い穴が見えるあたりが一番BESTだと思います。
エリッゼステークの長さは何センチがおすすめ?
村の鍛冶屋から発売している「エリッゼステーク」には、サイズが18cm、28cm、38cm、48cmの4種類あります。(鍛造ペグの場合)
- 18cm:小型テント用
- 28cm:テント&タープ用
- 38cm:大型テント&タープ用
- 48cm:タープ用
私は28cmでテントとタープの両方に使っています。
ほとんどのキャンプ場で問題なく利用できますが、雨が降って地面が柔らかい場所でタープを張ると28cmでも抜けます。
タープを張る時は30cm以上のペグが必要なので、「28cmと38cm」を使い分けることが理想ではないでしょうか。
小型のテントであれば18cmで十分です。大型テントの場合は風に当たる面積が大きいので28cmの方がいいと思います。
丈夫なペグを買うならエリッゼステーク
キャンプをはじめた当初はペグは何でもいいと思っていましたが、鍛造ペグを使ってペグの大切さに気がつきました。
ペグが刺さる安心感は気持ちに余裕を持たせてくれます。
最近は鍛造ペグ以外でもチタン合金などさらに強力なペグも次々と登場しています。
予算やブランドに合った丈夫なペグを選ぶ事が一番なのでまずは自分で調べて理想のペグを見つけましょう。
ペグ選びに迷った方は「エリッゼステーク」はオススメ出来るのでぜひ仲間になりましょう!