【ポーレックス PORLEX】コーヒーミル・ミニをレビュー
キャンプでコーヒーを飲みたくて買ったポーレックスの「コーヒーミル・ミニ」を実際に使って感じた良かった点・注意点を紹介します。
アウトドアで利用するコーヒーミルの中では一番利用されているポーレックスのコーヒーミルですが何がいいのか?使いやすいのか?を正直に紹介するので今後アウトドア用コーヒーミルの購入を検討している方は参考にしてみてください。
購入したのはポーレックスの「コーヒーミル・ミニ」です。
通常のポーレックス「コーヒーミル」よりサイズが小さいミルになります。
4年前に購入したので現在は「コーヒーミルⅡ・ミニ」へアップグレードされています。
変更した箇所はコチラ。細かい機能が変わっています。
- 粒度のバリエーションが増えた
- 約1.3倍コーヒー豆を多く挽ける
- 本体を立てかけておけるようになった
- 調整ネジが操作しやすくなった
ポーレックス「コーヒーミル・ミニ」レビュー
ポーレックスのコーヒーミルは持ち運びが出来るコンパクトなミルとしてアウトドアで利用する人が多い人気のコーヒーミルです。
購入してから4年間使いましたが壊れることなく今でも愛用しているキャンプギアです。
そんなポーレックスのコーヒーミルの特長はこの3つ。
- コンパクト
- セラミック製なので錆びない
- 分解出来て洗える
の3つです。
アウトドア用として持ち運びしやすいコンパクト設計で、セラミックの刃を利用しているので金属臭がしない挽きたての美味しいコーヒーが飲めます。
また、セラミックは錆びないので長く利用する事が出来るのがポーレックスのコーヒーミルの特長です。
現在発売されているポーレックスの「コーヒーミルⅡ」にはサイズが2種類あります。
挽ける豆の量が違うので何人分挽くかを考えて購入しましょう。
画像:ポーレックス
約30g(約3人分)を一度で挽ける大きさです。
- サイズ:直径4.9cm×高さ19.2cm
- 重要:270g
- 容量:30g
- 本体素材:ステンレス
- 刀素材:セラミック
- ハンドルホルダーなし
約20g(約2人分)を一度で挽ける大きさです。
- サイズ:直径5cm×高さ13.5cm
- 重要:250g
- 容量:20g
- 本体素材:ステンレス
- 刀素材:セラミック
- ハンドルホルダーあり
値段は両方¥6,930(税込)と同じ金額です。
似た商品はたくさんありますが長く利用できる事がポーレックスが選ばれる理由だと思います。
良かったこと
ポーレックスのコーヒーミルを4年間使って良かった事を紹介します。
01.豆を挽く音がいい
実際にポーレックス「コーヒーミル・ミニ」使って「豆を挽く音」と「挽いている時に手に伝わる感覚」に感動しました。
電動ミルは使った事がありましたが手動で豆を挽く事がはじめてでしたので、豆が砕かれているゴリゴリとした振動や、コーヒー豆を挽くとふわっと感じるコーヒーの香りは手挽きする事で味う事が出来ます。
キャンプ場の朝に挽いている音を聞きながら淹れたてのコーヒーを飲む瞬間は至福のひと時です。
購入して4年経ちましたが豆を挽くたびに味わえる感覚は今でも感動します。
豆から挽くと丁寧にコーヒーを入れるので一口一口味わいながら飲む事ができるのでオススメです。
02.コンパクト
ポーレックス「コーヒーミル・ミニ」は片手で持てるコンパクトサイズなので持ち運びが簡単です。
サイズは直径5cm×高さ13.5cmです。(ポーレックス「コーヒーミル・Ⅱミニ」)
キャンプの時は荷物が多いのでこれだけ小さいと収納できて助かります。
03.分解できて洗いやすい
ポーレックスのコーヒーミルの特長ですが、ミルを全て分解する事が出来るので豆を挽いた後に水洗いをする事が可能です。
全て分解したパーツがコチラ。
粉の細かい汚れが付くので歯ブラシなどを使えば綺麗になります。
通常のミルは刀が金属で出来ているので水洗いをした後にしっかりと乾燥させないと錆びてしまいますが、ポーレックスのコーヒーミルは錆びないセラミックを利用しているので管理が簡単です。
キャンプの片付けで時間がない時などは雑に洗って収納しても錆びる心配がないので助かりますよ。
セラミックの錆びない刀を採用している事は買うときはあまり気にしませんでしたが、実際に使ってみると一番良かったと思えたポイントです。
キャンプの片付けで慌ただしくしている中で錆びを心配するのは神経を使うのでセラミック製で助かりました。
04.豆の香りを味わえる
ポーレックスの特長ですがミルの刀が金属ではなくセラミックで出来ているのでコーヒー豆を挽く時に金属臭が豆に移らずに豆本来の香りを味わうことができます。
金属製の刀も手入れをしていれば金属臭は抑えられるのですが、アウトドアで使用するには手入れなどの手間がかからない方が重宝します。
手入れの手間がかからずに豆本来の香りを味わえる「セラミック」はキャンプで使うミルにぴったりだと思います。
以前はAmazonで購入した安い金属製のミルを使っていたのですが金属の刃だと引いた豆に金属臭が付くので豆の香りが半減した事がありました。
手入れをしっかりしなかった事が原因ですがキャンプで使うミルは手入れの楽さも考えてセラミックの方がいいと思います。
05.長く使える
4年間使って壊れる事がないのでポーレックス「コーヒーミル・ミニ」は長く使えるコーヒーミルです。
素材がステンレス製で丈夫にできており、中はの刃はセラミックで錆びにくいので乱暴に扱わない限りは長い期間利用できるコーヒーミルだと思います。
また、刃などの部品を単品で購入できるので長く使って消耗したセラミックなど一部を新しくする事で継続的に利用する事が可能です。
鹿児島の自社工場で作っているので「MADE IN JAPAN」と裏に表記されているのは安心感がありますね。
何年も使っていくとセラミックの刃が消耗するので豆の粗さが購入時と違うときがあります。
使っていると気づかないものですが刃も消耗品なので交換した方がいいみたいです。
私はまだ購入していませんが、ポーレックスの公式ホームページからメールで申し込みを行うと購入できるので今度問い合わせてみようと思います。
06.粒度(挽き具合)が調整できる
ポーレックス「コーヒーミル・ミニ」の便利な機能として豆の粒度(挽き具合)を調整出来ます。
調節ネジを締める(時計回り)と細かく、緩める(反時計回り)と粗く挽くことができます。
他社のコーヒーミルは分解して挽き具合を設定するやり方が多いのですがネジ1つまわす方法で簡単に調整できるのはポーレックスの強みです。
正直細かい挽き具合の違いは分かりませんが、1クリックと10クリックだと豆の細かさが全然違います。好みの粒度(挽き具合)を簡単に設定できるのはポーレックスの技術力だと思います。
以上がポーレックスの「コーヒーミル・ミニ」を使って感じた良かった事です。
使って分かった事ですが錆びにくいのはアウトドアで利用する上で重要なポイントだと感じました。
今後コーヒーミルを購入する方は「錆び」は見ておくべきポイントになると思います。
注意点
次はポーレックスの「コーヒーミル・ミニ」を利用する上での注意点を紹介します。
正直に書くので参考にしてみて下さい。
01.値段が高い
ポーレックスのコーヒーミルは他社の見ると比較しても値段が高いです。
作りがしっかりていて長く使えるので満足していますが他のミルと比較すると高いです。(一番高いわけではないです)
「コーヒーミル・Ⅱ」、「コーヒーミル・Ⅱミニ」共に¥6,930(税込)です。
コーヒー好きの方や、頻繁にミルを使う方には使い勝手がいいのでオススメしますが、利用頻度が低い方は「HARIO」や「キャプテンスタッグ」などのコーヒーミルでも十分だと思います。
予算の兼ね合いもありますが安いミルはたくさんあります。
私自身は無類のコーヒー好きなので長く使える高品質なミルを探していたのでポーレックスを利用していますが利用頻度が低い方は「キャプテンスタッグ」のミルでも十分だと思います。
02.ドリップの方が楽
これも正直に書きますがミルを使うと豆を挽いて、分解して、洗ってと手間がかかります。
手間を楽しむ事がミルを使う楽しさですし、ミルで豆を挽いたコーヒーの美味しさは格別なので個人的にはミルを使って飲んで欲しいのですがたまにドリップコーヒーを飲むと楽さに気づきます。
凄く当たり前の事ですがドリップの方が楽なのでこれからミルの購入を考えている方は手間を楽しめるかどうが再確認をしてから購入する事をオススメします。
これはポーレックスの注意点ではなくコーヒーミルを買う上での注意点ですね。
私自身もキャンプで豆を挽く事が手間に思える事もあるのでドリップと両方持っていくようにしています。
編集長から一言
コーヒーが好きすぎるあまりキャンプでも贅沢がしたいと思い購入したポーレックスの「コーヒーミル・ミニ」ですが、4年間使って不具合が一切なく利用できています。
コーヒー豆を挽いているゴリゴリした音を聞けるだけでテンションが上がりますが挽いている時に香る匂いが大好きでキャンプの朝は贅沢な時間を過ごす事ができています。
アウトドアのコーヒーミルとしては多くの人がポーレックスを愛用していますが、使えばその理由が分かると思いますのでコーヒーミルを考えている方はポーレックスを使ってみて下さいね。