長瀞キャンプヴィレッジキャンプ場は天然温泉があるキャンプ場で「ファミリーキャンプ」や「ソロキャンプ」に人気の場所です。
以前は「長瀞キャンプ村」というキャンプ場でしたが2018年に「長瀞キャンプヴィレッジ」としてリニューアルしています。
リニューアルして設備もオシャレなキャンプ場に生まれ変わりました。
そんな長瀞キャンプヴィレッジの特徴はコチラ
特徴
- 施設がキレイ
- 天然温泉がある
- 区画が広い
- ペットOK
- アクセスがいい
- SLが見える
- 子供が遊べる小川がある
オートキャンプ | バンガロー | デイキャンプ | 常設テント |
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長瀞キャンプヴィレッジの紹介

人気の長瀞エリアにある「長瀞キャンプヴィレッジ」。
アクセスがよくのんびり自然を満喫できる場所なので休日は予約が取れないほど人気のキャンプ場です。
長瀞キャンプヴィレッジの特徴は「天然温泉がある」事と「施設がキレイ」な事。
特に天然温泉がキャンプ場内にあるのは珍しいと思います。
2018年から建物や設備がリニューアルされているので全体的にキレイなキャンプ場です。
チェックインをする受付(管理棟)はオシャレですよ。

そんな長瀞キャンプヴィレッジは2019年に大型台風の影響で壊滅的な被害を受けました。
オートサイトにあった木は倒れて営業が出来ない期間がありましたが見事復旧しています。
以前とは少し違うかもしれませんが長瀞の自然をゆっくり味わえるキャンプ場なのでぜひ利用してみてください。
施設紹介
長瀞キャンプヴィレッジの施設を紹介します。
01.オートサイト

オートキャンプを出来る場所は80サイトありとても広いです。
「川沿いのサイト」や「木陰が多いサイト」、「人通りが少ないサイト」など場所によって特徴が違うのが魅力です。
チェックインしてから自由に場所を選ぶ事が出来るので自分達が過ごしやすい区画を探して設営する事が出来ますよ。
全て区画で区切られていますが場所は自由に選べるのでフリーサイトと同じ感じですね。
長瀞キャンプヴィレッジののオートサイトは大きくわけて「Lサイト」「Rサイト」があるのでそれぞれ紹介します。

区画番号が「L」と「R」で分かれていたので勝手に「Lサイト」と「Rサイト」と紹介しています。
公式サイトには名前がなく全てオートキャンプとなっています。
Lサイト(左側)

Lサイトは管理棟から坂を下りた左側(小川を渡った先)にあるサイトの事を指します。
Lサイトは開放的な空間が多く川沿いの区画からは荒川を眺める事が出来ます。
区画の大きさは約8m×約10mと書かれていますが場所によってバラバラです。
5m×10mの場所もあれば3m×12mの場所、8m×8mなど様々です。
一番多かったのが5m×10m位の広さだと思います。(全て正確に測ったわけではないです)
下の写真のような長方形の形が多かったですね。

Lサイトの手前側は木が多いですが奥へ行くと木が少ない区画が広がります。
木陰が少ないので夏場はタープがないと厳しいかもしれません。

川沿いの場所は奥へ行けば行くほど静かで景色が開けてきますので川沿いで静かに過ごしたい方はLサイトの一番奥へ行く事をオススメします。
MAPには奥のサイトや炊事場が書かれていないのですが実際に行ってみると結構奥まで区画が続いていました。
一番奥は下の写真のテントが張ってある場所です。行き止まりで人通りがなく景色もいいのでオススメです。(炊事場・トイレは近くにありますがお風呂には一番遠いです)

川沿いの景色はコチラ。

場所によっては立たないと川が見えない場所も多いので設営前に確認してくださいね。
中央の区画はかなり縦長です。広さは3m×12m位なのでレイアウトを考えないと難しいかもしれません。

コテージ側(川とは反対側)は横長の形で設営しやすい場所でした。

人気の場所は川沿いです。アーリーチェックイン(追加料金を支払い早くチェックインすること)を利用して場所を確保してもいいかもしれません。
アーリーチェックインは10:00から、1サイト+1,000円です。
Rサイト(右側)

Rサイトは管理棟から直進して右側にあるサイトの事を指します。

Rサイトは木々が多く林間サイトになっています。木陰が多く涼しいエリアです。
奥に行くと電車が見える区画があるので土日はSLを眺めることが出来ますよ。
サイトの広さはバラバラで、ソロ用の区画もあれば5m×15m位の縦長の区画もあります。
一番多かったのはLサイト同様5m×10m位の縦長の区画です。

Rサイトは木で囲まれているので川を眺めたりすることは出来ませんが、奥の区画は電車が通るのを見ることが出来ます。

土日はSLが走っているのでキャンプをしながらSLを見ることも出来る場所です。
注意点
オートサイトの注意点は5つあります。
- 地面は土で柔らかい
- 地面が土なので汚れやすい
- 場所は早い者勝ち
- 電源付きの区画はない
- Rサイトは炊事場がない
地面は土で柔らかいので長めのペグを利用しないと抜けてしまう可能性があります。
また土なので雨が降るとテントがすごく汚れます。砂利と違い、土がキャンプギアにつくので片付けは少し手間かもしれません。
利用した日は雨が降っていたのですがテントなどには水分を含んだ土の汚れがつきました。
地面が土だから仕方ないですね。
ただし水たまりが出来るほどではなかったので土にしては水はけがいいのかもしれません。
キャンプ場全ての区画がで電源がないので充電はしっかりしていきましょう。オプションで申し込むことも出来ないので注意してくださいね。
02.バンガロー

長瀞キャンプヴィレッジはバンガローの数も多く2名用から16名用まで幅広い人数に対応しています。
約20棟と種類が豊富で一番小さいバンガローで2名用の3.5帖からあります。
寝るスペースだけあるバンガローや、トイレ・ベッド付きのバンガローまで色々あるので好みのバンガローを選ぶ事が出来ますよ。

画像:長瀞キャンプヴィレッジ
また、全室エアコン付きなので夏場でも快適に過ごせます。
各バンガローには専用の屋根付きバーベキュースペースがあり天気の悪い日でも外でバーベキューを楽しむ事が出来ます。

こちらは「F7」のコテージですが中にはベッドがありとてもキレイでした。

大人数で泊まれる「G2」のコテージです。

下には大きなバーベキュー場があるので仲間同士でバーベキューを楽しむ事が出来ます。
03.水まわり
キャンプ場の水まわり(炊事場、トレイ、コインシャワー、)を紹介します。
水まわりは掃除されていてとてもキレイでした。清掃スタッフの方が細かく掃除をしてたので水まわりは清潔で気持ち良く利用できます。
炊事場

場内には炊事場が数多くありどこの炊事場もキレイに掃除されています。
屋根付きの炊事場にはハンドソープが備え付けられていたので手洗いをするときは非常に助かりますね。

スポンジや洗剤はないので持参しましょう。
炊事場と表記されていない場所でも水道がある場所があるのでキャンプ場内の水道は10箇所以上ありました。
炊事場の数は多いのですがオートサイトエリアの「R側(右側)」には炊事場がありません。中央まで移動する必要があるので注意しましょう。

週末などは混み合うので空いている時間を狙って洗い物などをする事をオススメします。
トイレ

トイレは炊事場と同じ場所にあり、どのトイレもキレイに掃除がされているので女性でも安心して利用出来ると思います。
数は正確ではないかもしれませんが7箇所はありました。
一部和式がありますがほとんどが洋式でキレイなトイレです。

ウォシュレットは付いていませんでしたね。
シャワー

シャワーが管理棟の横にあります。男女別で2室ずつありました。
利用料は1人200円で利用できます。
温泉大浴場が空いている日はシャワーは利用できないので注意してください。
貸切風呂

シャワールームの近くに貸切風呂があります。
貸切風呂は予約制なのでチェックイン時に予約をするので利用する際は受付で予約をしましょう。
貸切風呂の利用料金は大人300円、子供200円です。決して広いお風呂では無いですがキャンプ場でゆっくり湯船に浸かれる場所は中々ないので貴重ですよ。
コインシャワーと値段の大差がないので貸切風呂はオススメです。
シャワールーム同様に温泉大浴場が空いている日は貸切風呂は利用できないので注意してください。
04.ランタン温泉(大浴場)
長瀞キャンプヴィレッジの魅力の1つが天然温泉です。
温泉は露天風呂と大浴場の2種類がありランタンの灯りで雰囲気がいいお風呂です。

画像:長瀞キャンプヴィレッジ
ランタンを眺めながらお風呂に入れるのは長瀞キャンプヴィレッジだけです。ランタンはガソリン、ガス、オイルの3種類使っているのでチェックしてみてくださいね。
天然温泉が営業していない場合は貸切風呂とシャワーに入る事ができます。
貸切風呂は予約制なので受付の時に予約しましょう。
05.川遊び
敷地内に小川が流れているので小さい子供でも安心して遊ぶ事ができます。
水深10センチ位の浅い場所なので水遊びを楽しむ事が出来ますよ。

また、オートサイトの下には荒川が流れているので河原で遊ぶ事が出来ます。

流れが急な場所や水深が深い場所も多くあるので遊泳禁止になっているので注意しましょう。
浅瀬で足だけつけたり、岩畳があるので岩畳の上を散歩したり出来るのでぜひ行ってみてくださいね。
景色が開けていて気持ちがいいですよ。
河原への降り口は2箇所確認ができました。
Lサイト(左側)の真ん中から河原へ降りる道は足元が悪いです。子供は危ないので大人と一緒にいきましょう。

06.デイキャンプ

デイキャンプで利用する際も宿泊時と同じで好きな区画を選んで利用する事が出来ます。
利用時間は11時から16時で利用可能です。
デイキャンプの料金は大人1,500円、子供1,000円と駐車料金が車500円かかります。
家族4人(子供2名)で行くと5,500円かかるのでデイキャンプとしては少し割高だと思います。
ゴールデンウィークや連休などの混雑時は利用できないので注意しましょう。
07.売店

管理棟内に薪や食材、飲み物などが販売されていました。
レンタル品の種類も多く万が一忘れ物をしても借りる事が出来ると思います。
08.ゴミ捨て

ゴミ捨て場がオートサイトとコテージの2箇所にあり、分別をしっかりすれば捨てて帰る事が出来ます。
指定のゴミ袋はなどはないのでゴミ袋は持参しましょう。
炭の捨てる場所もゴミ捨て場の近くにあるので火を消して捨てましょう。

注意点
利用する上での注意点を紹介します。
- 区画は早い者勝ち
- 地面が土なので汚れやすい
- 天然温泉はやっていない日が多い
- 電源がない
長瀞キャンプヴィレッジに行く時に注意しておいた方がいい項目をまとめました。
オートサイトの区画は早い者勝ちなので人気の川沿いエリアに設営した場合はアーリーチェックインを利用して早く行く方がいいと思います。
また口コミなどをみると「天然温泉の営業がしていなかった」といった声がよく書かれていました。平日は温泉が営業していないので行く前にチェックしておきましょう。(8月は毎日営業しています)
施設概要
長瀞キャンプヴィレッジの概要をまとめます。
住所 | 〒369-1311
埼玉県秩父郡長瀞町岩田483 |
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電話番号 | 0494-66-3817 |
営業期間 | 4月〜11月末 |
利用料金 | [入場料]
大人:700円 子供:400円 [サイト利用料] オートサイト 3,000円〜 バンガロー 6,000円〜 |
サイトの広さ | 80㎡〜150㎡(測った訳ではないです) |
予約方法 | 電話・Web |
営業時間 | 8:30 ~ 17:30 |
ホームページ | 長瀞キャンプヴィレッジ |
- シャワー
- 天然温泉
- 貸切風呂
- 自動販売機
- Wi-Fi(管理棟近くのみ)
- レンタル品
- 売店
- ゴミ捨て場
- ペットOK
- 花火OK(手持ちのみ)
- 電源
- お湯の出る炊事場
- ドッグラン
- ウォッシュレット式トイレ
編集長からの一言
長瀞キャンプヴィレッジは長瀞の山と川を味わえるキャンプ場です。
区画の形がバラバラなので自分達が好きな形の区画を見つけてレイアウトを楽しむことが出来ます。
キャンプ中級者〜上級者の方にオススメのキャンプ場ではないでしょうか。
日曜日に利用しましたがソロの方も多くて驚きました。ソロ専用の区画もあるのでソロキャンプの方にも人気の場所だと思います。
秩父鉄道「樋口駅」から徒歩15分で着くので車がない方でも利用出来るアクセスのいい場所にありますよ。
長瀞エリアの中では一番自然を味わえるキャンプ場なのでぜひ一度利用してみてくださいね。
個人的には自然のままの区画が好きなのでお気に入りのキャンプ場です。